十七才の逆襲 暴力をぶっ潰せ
劇場公開日:1960年7月6日
解説
寺田信義が自らの原作を脚色し、日高繁明が東映第一作として監督したアクション・ドラマ。撮影は林七郎が担当した。
1960年製作/74分/日本
原題または英題:Fighting Horizon
配給:第二東映
劇場公開日:1960年7月6日
ストーリー
サブはオートバイをかっぱらい、ハーフのクロを乗せて街を突っ走る。サブは姉の恵子と孤児院にいた。二人は岩下という男に拾われ成長した。二人の父は十三年前外国人バイヤー殺しで処刑され、母はそれを苦に自殺した。恵子は岩下の手下坂田の情婦になった。ある日、サブは酒好きの医師荒木と競輪場で予想屋の健一を喧嘩から救った。それが縁で洗濯屋の父健造と妹妙子を知った。健造は岩下の売春組織に入っていた。サブはオキャンな妙子に惹かれた。恵子も坂田の目を盗んで健一を恋した。みつかった恵子はリンチを受けた。健一は昔、坂田の子分で、健造もサブの父を逮捕した刑事だった。サブは何か秘密を感じた。外国人殺しは岩下一味の仕業だった。坂田はサブの命を狙った。ネジをゆるめられたオートバイに乗ったサブと妙子。が、奇蹟的に助かった。健一はすべてを恵子に告白した。坂田は恵子を殺した。これを知ったサブは立上った。その時、健一と妙子は坂田らに捕まった。健造は荒木に岩下の住所を知らせ、単身乗りこんだ。サブも荒木と後を追った。妙子は助かった。が、健造、健一は倒れた。岩下は坂田を殺し逃亡を計った。が、サブと警官隊に捕まった。妙子とサブは固く抱きあった。