八月生れの女

劇場公開日:

解説

「御身」の舟橋和郎が脚本を執筆、「秦・始皇帝」の田中重雄が監督した恋愛喜劇。撮影もコンビの高橋通夫。

1963年製作/89分/日本
配給:大映
劇場公開日:1963年2月19日

ストーリー

八月生れの女は気が強い。滝川光学の女社長滝川由美は八月生れだ。社長といっても結婚適齢期の現代娘だ。ある日由美の御自慢のスポーツカーに車をぶつけた男がある。村瀬力という青年で、これまた気が強く悪いのは由美の方だとチャッカリ警察に訴えてしまった。そのため、由美と力はたびたび逢うことになった。由美は何となく力に興味を感じ、友達の女探偵早苗に身許調査を依頼した。由美は両親を亡くしおばあちゃん、しづとの二人住いである。先々代から秘書を勤める堅物の津田数右衛門は、四国一の富豪の弟との見合を画策し、商用と偽って由美を高松へ連れだした。ところが、これが志野村次郎との見合であるとしった由美は、憤然として東京へ帰ってしまった。ところが、その次郎が彼女の後を追って上京してきた。居候させてくれというのだ。由美は厭だったが、おばあちゃんがすっかり次郎を気に入ったため、しぶしぶ置くことになった。そうしたうちに早苗の報告が届いた。力は、由美の会社のライバル村瀬光学の社長の息子であり、力は親爺から百万円借りる条件として滝川光学の新製品の機密を知るために由美に接近していることが判った。由美は力が好きになっていたため、すっかりヤケになってしまい、次郎と結婚するといいだした。最初はスパイするつもりで由美に近づいたのだが、由美の美しさにひかれた力は、親爺との約束はとっくに解消し由美を愛しているのだと弁明したが由美は受けつけず、次郎の前で力と自分は無関係だと証言するようにと頼んだ。だが次郎と会った力は由美を愛している心を正直に語り、次郎もこれをこころよく受け入れた。半年後、社長室に由美のかわりに力の姿が見られた。

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