小さな花の物語

劇場公開日

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解説

平凡連載の壷井栄の原作を、「はだかっ子」の成澤昌茂が脚色。「ママおうちが燃えてるの」の川頭義郎が監督した社会ドラマ。撮影もコンビの荒野諒一。

1961年製作/87分/日本
配給:松竹

ストーリー

美しい風光に包まれた小豆島--。港町の小料理屋“夜明け”に女中として働いている里村八重は、或る家の物置小屋をかりた佗しい暮らしだったが、七つになる一子を生き甲斐に苦しい生活にもじっと耐えて生きていた。八重の夫は船乗りだったが南方で戦死し、その後に一子が生れたのだ。八重の念願は夫の籍に入ってない私生児の一子を一日も早く肩身の狭くないようにしてやることだった。この八重の望みは、店のなじみで手広く海産物問屋を営む“八汐路”の隠居津村弥助との再婚で果たされそうになった。だが、津村は卒中で急死し、八重は津村の子供を生んだ。この赤ん坊は生れて間もなく死んだ。丁度乳の出盛りの八重は、女将らくの口聞きで淡路屋という百姓家に乳母として移った。しかし、淡路屋の老母げんの厳しい人使に、たえられなくなった八重はもとの物置小屋に帰って来た。しかし、淡路屋の長男で八つの太郎だけは、げんの目を盗んで一子をかばった。そして、間もなく八重は神戸の伯母に一子を頼んだ遺書を残して死んでいった。それから十年--。十七歳に立派に成長した一子は、十年ぶりに小豆島の母の墓に別れを告げに帰って来た。“小さくとも自分の力で立派に花を咲かせるように……”という母の言葉に、東京行を決心したのだ。そこで南大の大学生となった、太郎とめぐり逢った一子は、東京での再会を約して別れた。大都会東京--。料亭“京もと”の女中として住みこんだ一子は、若くて美しい女中頭の浦沢トメの助手として働いた。トメは一子を優しくいたわり励ました。一子は、トメが亡くなった母と類似した立場にあることを知り、トメを母とも慕うようになった。トメは恋人と死別した後に生れた子供千春を、佐々木という家にあずけて毎月養育費を届けていた。そんなトメに誘惑の手があった。貿易会社の社長の子を宿したトメは、その社長の妾になることになった。一子は千春のために妾になることを反対した。トメは一子の言葉に堕胎を決意した。手術の後、胸の病が併発したトメは千春を残して死んでいった。一子は千春を引取ることにした。東京で一子に再会した太郎は、この一子の健気な心を知って、大学を出たら千春を入れて、三人で生活しようと一子に言うのだった。

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