街に気球があがる時
劇場公開日:1961年11月12日
解説
有吉佐和子原作『青空の歌』より「ママ恋人がほしいの」の岡田達門が脚色。「セールスマン物語 男にゃ男の夢がある」の井田探が監督した青春ドラマ。撮影も同じコンビの山崎安一郎。
1961年製作/69分/日本
配給:日活
劇場公開日:1961年11月12日
ストーリー
城北大生川本保夫は、青空広告会社というチッポケな会社にアルバイトの口をみつけた。そこには、やはりアルバイト学生の栗山と、この会社ではただ一人の女性丸根敦子がいた。アドバルーンをあげて見張るのが仕事なので、雨の日は仕方なく学校へ行く。ノートのブランクを気にしてい川本に、ノートを貸してくれたりいろいろ親切にふるまうのは、大学の女王で財閥の娘泉万里子である。これは男子学生の間では一大事件だ。しかし、川本は人員整理で会社をクビになり、教室でしょんぼりしていると、あの丸根敦子が現れたのでビックリした。彼女も城北大生だったのだ。敦子は彼を励まし、得意の弁舌をふるって川本を広告会社に復社させてくれた。華やかで美しい泉万里子、気性のはげしいアルバイト学生丸根敦子--二人の好意に迷う川本だが、結局敦子に自分の問題を見出すのだった。ある日、川本と敦子がちょっとアドバルーンのそばを離れている間に、気球が爆発、子供が大ケガをした。敦子は直ちに輸血を申し出た。二人の真剣な看護で、子供は恢復した。元気な子供と童謡をうたっている敦子をみて、川本は幸福だった。そして、「こんどは私たちの歌をうたいましょう」という敦子と声を合わせて、川本はうたうのだった。「若者よ、体をきたえておけ……」と……。
スタッフ・キャスト
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川本保夫長門裕之
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丸根敦子吉行和子
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泉万里子武内悦子
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杉本杉幸彦
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栗山伊藤孝雄
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尾形専務佐野浅夫
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柴田営業課長河野弘
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津山人事課長神戸瓢介
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下村計画課長阪井幸一朗
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ビルの管理人由利徹
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家具屋の主人杉狂児
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菓子屋の主人森川信
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魚屋玉村駿太郎
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老人河上信夫
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警官A松丘清司
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警官B久遠利三
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大学教授下絛正巳
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大学助教授宮崎準
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大学講師下元勉
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安田井田武
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良家の女中福田文子
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下宿の小母さん若原初子
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ヨッちゃん江木俊夫
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ヨッちゃんの母親横田陽子
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子供A波多野好一
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子供連れの夫人堺美紀子
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甲田宮川敏彦
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デパートの保安要員玉井謙介
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デパートの店員家根谷美代子
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万里子の取巻学生西田喜江
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万里子の取巻学生小幡真樹子