次郎長社長と石松社員

劇場公開日

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解説

中里菊馬と瀬川昌治の共同脚本を、「拳銃野郎に御用心」の瀬川昌治が監督した、喜劇シリーズの第一作。撮影は「若い涙を吹きとばせ」の田中義信。

1961年製作/88分/日本
配給:ニュー東映

ストーリー

シミロン紡績会社の社長清水長次郎は清水次郎長の末裔だ。森川石松はその特異な名前のために、この会社に就職することができた。石松が配属されたのは調度課、無気力な万年係長花田は彼の先輩だ。長次郎は春子夫人に頭が上らない。というのは二号的存在蝶子、バー“次郎長”の石松ことリエの存在があるからだ。石松の下宿は蝶子の家の近所で葬儀屋の二階。ある日、蝶子を訪ねた長次郎と銭湯で石松はいっしょになった。石松は社長とは知らなかった。社長専用のエレベーター・ガール白木美里はミス・シミロンといわれる美人で、社員の憧れの的だ。新入社員石松の性格に、彼女はいつしか興味を抱いた。リエは石松に自分に言い寄る男の撃退役を頼んだ。その男というのが長次郎だったので、石松はあわてて逃げ出した。それが縁で大学時代の同級生譲次に再会、旧交を温めた。譲次はマネービル会社の社長で、社員は従妹のリエ一人。石松は自分の会社の秘密を何かと知った。春子夫人が蝶子のところに押しかけてきた。あわてた長次郎は石松の部屋に逃げこんだ。おまけに怪我までした長次郎は石松と同居することになった。美里から社長だと聞いた石松は仰天した。社長の行万不明を機に、室谷総務部長、柳秘書課長の暗躍が始まった。彼らは株の思惑買いで会社の金を使いこんでいた。室谷は会社の秘密をライバルの西野紡績に葬るコンタンだった。譲次からの情報を聞いた石松は、一味の相談をテープに収めることに成功し、花田の協力を得て、室谷と対峙した。かくして会社の安全は守られた。石松は功績を認められ営業部に栄転、美里を手中にしたことはいうまでもない。

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