オペラハット

劇場公開日:

解説

遺産相続を巡る騒動に巻き込まれる善良な男の姿を、コメディタッチで描いた社会派ドラマ。田舎町で幸せな毎日を送っていたディーズの元に、大富豪である叔父の遺産が転がり込む。しかし、ニューヨークへやって来た彼を待ち受けていたのは金目当ての汚い連中ばかり。彼は正体を隠して接近してきた女性記者ベイブと恋に落ちるが……。監督のフランク・キャプラは本作で、「或る夜の出来事」に続き2度目のアカデミー監督賞を受賞。

1936年製作/115分/アメリカ
原題または英題:Mr. Deeds Goes to Town
劇場公開日:1936年

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第9回 アカデミー賞(1937年)

受賞

監督賞 フランク・キャプラ

ノミネート

作品賞  
男優賞 ゲイリー・クーパー
脚色賞 ロバート・リスキン
音響録音賞  
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映画レビュー

4.0人情喜劇、ロマンティックコメディの傑作。

2024年9月21日
PCから投稿
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瀬戸口仁

3.5ゲイリー・クーパーの荒くれイケメンぶりを堪能。逆『ローマの休日』的...

2024年8月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ゲイリー・クーパーの荒くれイケメンぶりを堪能。逆『ローマの休日』的な展開とラストの法廷劇は観るものをワクワクさせる。原題 Mr. Deeds Goes To Town が『スミス都へ行く(Mr. Smith Goes To Washington) 』に似ているので設定も被るが、こちらが先。二人が奏でる『スワニー河』と『ユーモレスク』は印象的。キャプラがアカデミー賞監督賞受賞。

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mini

3.5子供心を忘れない純粋さ

2024年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 『スミス都へ行く』に続き、フランク・キャプラ監督の作品ということで鑑賞。段々この監督の作風が分かってきた。

 今作は主人公ディーズの人物描写がよくできていると感じた。ディーズは子供心を忘れない、人一倍純粋な人なのだ。消防団の消化活動に勝手に途中参加したり、気に入らない人間を躊躇なく殴りつけたりするのは、自分の感情に素直だからだろう。毎回階段の手すりに乗って滑り落ちるのも、彼の子供心ゆえの行動だ。その純粋さ故に、新聞記者の女性ベイブに利用されているのに気づいた際には、物凄く傷つき落ち込んだ。そんな彼の傷ついた気持ちを、俳優のゲイリー・クーパーが、悲しそうな表情と佇まいだけで表現できていたのが秀逸だと感じた。

 ベイブのドラムに合わせて歌うディーズとのセッションも微笑ましかった。ただ、二人の恋愛関係への発展が、尺の問題もあるだろうが早すぎる印象。欲を言えば、もう少し時間を取って二人の心の変遷を丁寧に描いて欲しかった。

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根岸 圭一

3.5映画終活シリーズ

2024年6月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

1936年度作品
アカデミー賞最優秀監督賞受賞
フランク・キャプラ作品3作品目
いつもの、ほのぼのとした作風やね
この当時の女優さんは、髪型も同じでなかなか覚えられないわ

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あきちゃん