混血児リカ ひとりゆくさすらい旅

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解説

“混血児リカ”シリーズ二作目。謎の事件を追って、横浜から東北の八戸へと飛んだリカが、権力や暴力に向って戦いを挑み、自由奔放な大活躍をする。原作は凡天太郎の同名の劇画。脚本は「讃歌」の新藤兼人、監督は「混血児リカ」の中平康、撮影も同作の杉田安久利がそれぞれ担当。

1973年製作/83分/日本
配給:東宝

ストーリー

久し振りに横浜へ戻ったリカを、一人の少女が呼びとめた。彼女、ミドリは、東北の市の沢に住むリカの親友・花子の使いでやって来たのである。ミドリは「花子さんが狂人になった」と声を密めて言った瞬間、何者かに拳銃で射たれて死んでしまった。リカは早速、市の沢へ向かった。駅へ着いた時、男の子が夕闇みのシルエットのリカを父と間違って近寄ってきた。男の子の父は八木道夫といい、田中海運の東北丸の機関長だったが十日前、船が爆発して行方不明になったと言うのである。リカはあるクラブで歌を歌っているトシ・カズミと知りあい、偶然にもカズミから花子のことを聞き出した。花子は以前このクラブで歌っており、東北丸沈没の夜、船上パーティに呼ばれたまま行方不明だというのである。その時、クラブに八木道夫が、何者かに追われて、助けを求めに来た。唸りをあげて蹴りあげる凄じいリカの唐手だが、気ずいた時は八木の首だけが路上に残されていた。やがて、花子が入院している精神病院を調べたリカは花子を尋ねるが、花子は狂人の眼でリカを見返すばかりだった。やがて、事件の黒幕は、外国人を使って麻薬で暴利をむさぼっている田中という男だということをリカはかぎつけた。田中は東北丸の積荷が発見されそうになったので船ごと沈めてしまったのである。さらに田中は島村組を使って、関係者を次々と殺していったのだった。ふたたびリカは花子に会いに行くが、驚いたことに花子は、自分の身を護るために狂人の真似をしていたのだった。その花子を院長が殺そうとした。危機一髪、ひとりの青年の助けでおかげで、リカは花子を救うことができた。その青年は坂井八郎といい、隠密裡に事件を捜査していた刑事だった。やがて島村組、外国人ギャング、そしてリカたちが入り乱れて、銃撃戦、大乱闘となり、田中たちの一派は全滅してしまうのだった。

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