不良姐御伝 猪の鹿お蝶

劇場公開日

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解説

「露出」のクリスチナ・リンドバーグの日本映画出演第一作。明治末期を時代背景に数奇な出生の秘密を持つ不良姐御が、父親の仇を討つために変幻自在な活躍をしながら博徒の世界に殴り込んでいく。脚本は「エロ将軍と二十一人の愛妾」の掛札昌裕、監督は脚本も執筆している同作の鈴木則文、撮影も同作のわし尾元也がそれぞれ担当。

1973年製作/88分/日本
配給:東映

ストーリー

葛西杏子は三歳の時、警視庁刑事の父を目の前で殺された。犯人の記憶は全くないが父の手に残された猪・鹿・蝶の三枚の花札がその手掛りだった。そして二十年後、明治三十八年。金沢で政界の黒幕民政会の黒川の襲撃に失敗して逃走中の柊修之肋という男を、通りすがりの女博徒・猪の鹿お蝶が助けた。そのお蝶こそ、葛西杏子が成人して華麗に変身した姿だった。彼女は仕立屋お銀というスリの女親分の養女として育てられたのである。お蝶は、おゆきという女郎屋に売られた少女を捜して東京・浅草に来た。おゆきは、加納組々長キズ源の手配によって、黒川を後楯としている岩倉土建の社長岩倉直蔵に抱かされようとしていた。お蝶は博奕で、おゆきの身柄を賭けようと岩倉に申し出た。岩倉はクリスチーナという外国人の女を代人に立て、勝負は英国貿易商ギネス邸で争われた。勝負の最中、同邸に居合せた黒川を求めて壮士たちが乱入して来た。あざやかなクリスチーナのピストルさばぎで壮士たちを追い払ったが、その中に柊の姿を見つけたクリスチーナは動揺した。二人は柊が医学生として英国留学中に知り合い、愛し合った仲だったのである。そしてクリスチーナが諜報部員として日本に来た本当の理由だったのである。やがて、動揺したクリスチーナはお蝶との勝負に負けた。おゆきを助け出したお蝶は、おゆきから岩倉が鹿の刺青をしていることを聞いた。父の仇の一人が岩倉だったのである。数日後、お蝶は再び警官に追われている柊を、かくまった。そして、二人はいつしか互いに求め合うままに抱きあっていた。一方、お蝶が柊をかくまったことを知ったキズ源は、お蝶のスリ仲間を拉致し拷問にかける。それを知ったお蝶は岩倉に身を委ねた。美しいお蝶の肉体に狂喜した岩倉だが、すぐに悶絶してしまった。彼女の体に毒が塗ってあったのだ……。柊の話から、黒川の背に猪の刺青があるのを知ったお蝶は黒川を襲うが、逆に捕われてしまった。しかし、そっと彼女を逃そうとした女がいた。黒川の妻八重路で、彼女こそお蝶の生みの母で、かつて黒川と結托して葛西を殺し、出奔したのだった。猪、鹿、蝶とは黒川、岩倉、そして八重路のことだった。しかし、お蝶は脱走できず、八重路は黒川の手に掛って殺された。一方、スパイの任務を終えたクリスチーナは、ギネスの罠にはまり、柊ともども殺されてしまった。やがて、お蝶は独力で縄抜けして、父の仇、黒川を襲い、恨みをはらすのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5いつもの鈴木則文作品と違う。

2016年5月27日
PCから投稿

泣ける

興奮

萌える

タランティーノはこの作品を見ていて気に入っているという記事を読み
やっぱりね
と思った。と言うのも
伊賀野カバ丸
のなかでやってることと、そっくりなことをタランティーノも、とある映画オムニバスでやってるからだ。その映画を見たとき
タランティーノもこういうことを先に映画がやってることを知ったら驚くだろう
と思ったのですが、彼は知っていて敢えて模倣したのだと分かった。さすがタランティーノ。映画たくさん見てる。鈴木則文作品を複数チェックしてるとは凄い。
この映画は女優が役にピッタリ合っていて凄みのある出来に仕上がっていると思います。エッチシーンも興奮できます。いつもの鈴木則文監督のやっつけな造りと違ってちょっと力はいってる感が出ています。脚本はやっつけですが。でも、まとまりがあり、いつものごとく原作全部詰め込み式で中身が濃いです。クライマックスが複数あっていい原作に当たったと思います。

・・・これを人にお勧めするかというと・・・う~ん・・・ちょっと無理。でも私はこの作品、忘れません。

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KIDOLOHKEN

3.5お竜さんに出来ない事でも、お蝶さんなら可能になる

2015年3月24日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

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松井の天井直撃ホームラン
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