アリババと40匹の盗賊(1971)

劇場公開日:

解説

「千一夜物語」の中の一編である「アリババと40人の盗賊」をもとに、同じく「千一夜物語」にでてくる魔法のランプや空飛ぶジュータンを自由に加え、子供たちの空想をふくらまそうという東映動画第二十作目。脚本は、東映動画のカラー長編まんが「アンデルセン物語」や「長靴をはいた猫」の山元護久。監督はTVの漫画を手がけている設楽博が担当。1976年の「東映まんがまつり」でリバイバル上映されている。

1971年製作/56分/日本
原題:Ali-Baba and the Forty Thieves
配給:東映
劇場公開日:1971年7月18日

ストーリー

アリハバ王国のアリババ33世は歴代最低の王だった。先祖が残した財宝も使い果たして、残るはふると魔物が出てくるきたないランプ一個だけだった。だがこの魔物、主人の命令ならなんでも聞くがネコが大の苦手。アリババは、警察署長に命じて、国中のネコを捕え洞窟に閉じ込めてしまった。これを見たハック少年は、護送中のネコ運搬車からネコを救いだして小屋にかくまった。救いだされたネコの親分ドラは、子分一同を代表して、ハックの手下になることを誓った。その中には先祖代々ハック家につかえるネズミのカジルもいた。その時、魔物の助けでハックたちの居場所をつきとめた兵士たちが火矢を放ってせめ込んできた。ハックたちは、一カ月後の再会を約束して逃げた。そして、ついにその夜がやってきた。ネコたちも全員集まると、カジルは一枚のジュータンを重そうにひっぱってきた。その空飛ぶ魔法のジュータンに乗ったハックとカジルは一足先に城にせめ込んだが、ジュータンがエンストを起こし、ハックとカジルは魔物に捕まってしまった。その時催眠術で鳥になったネコたちが空を飛んで城に到着。魔物は逃げだし、ハックは、アリババ王を打ちのめした。

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