不良街

劇場公開日

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解説

三年ぶりに東映にカムバックした松方弘樹の主演作。脚本は「セックス喜劇 鼻血ブー」の山本英明と松本功。監督は「不良番長 口から出まかせ」の野田幸男。撮影は「未亡人殺しの帝王」の山沢義一がそれぞれ担当。

1972年製作/87分/日本
配給:東映

ストーリー

五年前、大柴組の幹部を殺して刑務所入りした伊吹信次が出所した。高層ビルがひしめく新宿の町の変貌に信次は目を見張った。五年の間に暴力団の地図は大きく変り、組も解散し縄張り内にはチンピラがのさばっていた。信次は生きるために自力でのし上っていくより他に方法はなかった。かつての弟分勇に会った信次は、ひとまずその根城に身を置くことにした。信次は、元一家の幹部で、今はカタギとなってスナックを経営している杉や、叔父貴の石井徳太郎から、この世界から足を洗うよう説得されるが、二人の忠告を無視した。数日後、刑務所時代の友達、勝や勇と組んで、急激に男を売りだす信次の前に、父のかたきを討とうとする宏や、大柴組が立ちはだかった。その頃、駅前に建設される名店街の利権をめぐって、政界に幅をきかす志賀と結託した矢倉興業と大柴組が対立していた。これに目をつけた信次は、再建資金をつくるため大柴と手を組んだ。激突する二つの組織の抗争の真ただ中に、出所したばかりの北睦会々長の岩佐が仲裁に入った。情勢が変るにつれ大柴にとって信次は邪魔な存在となり、信次が矢倉の息子卓を人質にしていることをいい事に、矢倉と結託して信次の根城に殴り込んだ。そして、留守を預かる徳太郎と勇が殺された。一隅に安置された勇と徳太郎の遺体を囲んで沈む信次たち。その夜志賀観光会館完成記念パーティー会場に向う三人の姿があった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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