十三人の刺客(1963)

劇場公開日

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解説

「十七人の忍者」の池上金男がオリジナル・シナリオを執筆、「若様やくざ 江戸っ子天狗」の工藤栄一が監督した時代劇。撮影もコンビの鈴木重平。

1963年製作/125分/日本
原題:Thirteen Assassins
配給:東映

ストーリー

弘化元年九月明石藩江戸家老間宮図書が老中土井大炊頭の門前で割腹し果てた。間宮の死は藩主松平左兵衛斉韶の暴君ぶりを訴えていた。斉韶は将軍家慶の弟君、この事件は時の幕閣を動揺させた。これに対し老中土井は、非常手段として御目付役島田新左衛門に斉韶暗殺を命じた。大事決行をひかえ新左衛門は十一人の協力者を集めた。新左衛門の知友倉氷左平太、三橋軍次郎、樋口源内、他十一人の強者達だ。暗殺計画は極秘裡に進められたが、この暗殺計画を事前にキャッチした人物がいた。鬼頭半兵衛、明石藩側用人千石の身分を自分で掴んだ傑物である。不詳事発生以来一ヵ月余、明石藩が突如参勤交代の途についた。行列を追う刺客団は、中仙道で奇襲作戦を練ったが、半兵衛の奇計にあい失敗に終った。新左衛門の計略は、斉韶が尾張を通る時、その尾張藩の通行を阻止すれば、勢力を削られた行列は新左衛門が襲撃の場所に選んだ落合宿に出る。落合宿は襲撃には絶好の要地だ。尾張藩通行を阻止する方法は、尾張藩木曽上松陣屋にかつて息子夫婦を斉韶に惨殺され、深い恨みを抱く牧野靭負がいる。倉永が早速松陣屋に飛び、他の刺客は落合宿へ急行した。郷士の倅木賀小弥太がこの計画に加わり、今は唯時を待つだけだった。運命の朝、深いもやの中を落合宿に乗り込んだ斉韶公以下五十三騎は、先ず真新しい高塀にさえぎられた。混乱の中、退路の橋が大音響と共にくずれ落ちた。五十三騎は、半兵衛の意志とは逆に障害物にはばまれて、刺客の誘導に乗っていった。十三人と五十三騎の死闘は続いた。虚しい死体の群の中に新左衛門、半兵衛の死体もあった。弘化元年斉韶参勤交代の途中発病、帰城と同時に死去と届けられた。

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映画レビュー

4.013人対53人の団体戦

kazzさん
2020年11月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

東映の「集団抗争時代劇」と呼ばれるジャンルの一作。
工藤栄一監督がこのジャンルを確立させた記念碑的代表作。
NHK BSプレミアムの放送を録画して鑑賞。

引きの映像とローアングルによる映画的構図の見本市のような傑作である。
小さな宿場を要塞化して戦うところは名作「七人の侍」 を連想させるが、あちらは攻めてくる野武士軍団を迎え撃つのに対して、本作は罠を仕掛けて敵をおびき入れて戦う。
「今の世に真剣で戦った侍などおらぬ」
「不意を突いて一人で三人がせいぜいでしょう。4倍の敵では討ち漏らす恐れがある」
池上金男のオリジナル脚本は、チャンバラ映画の常識を覆すリアリティがある。
それに応じて、クライマックスの大決戦の殺陣では、手練れたちといえども必死に刀を振り回す、なりふり構わない戦いぶりを見せる。
剣の達人平山(西村晃)の最期など、刀が折れてしまって恐怖の表情で逃げまどうという演出。
十三人のキャラクターそれぞれは深掘りされていないので、誰かに共感するようにはなっていない。あくまでドライに男たちの戦いを見せていくのみだ。
強いて言えば、敵方である半兵衛(内田良平)の置かれた立場には幾分迫っていて、大決戦の最後の新左衛門(片岡千恵蔵)と半兵衛の一騎討ちで、侍の死に様を美化して見せている。

工藤栄一の光と影の芸術は、白黒画面でより一層引き立っている。

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kazz

3.5侍として潔く

さん
2020年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

片岡知恵蔵扮する旗本島田新左衛門に相談があった。何と将軍の弟である明石藩主が尾張藩士の息子の嫁に手を付けてしまったと言う事だった。幕府として処罰出来ない事ので老中から新左衛門に明石藩主暗殺の命令が下った。新左衛門は、里見浩太朗扮する甥の島田新六郎を含めた十三人の武者を集めて目的を果たそうとするが、相手は籠が二つあるなど鉄壁の守り。新左衛門は、果たして望みを果たせるのか? 死を覚悟して侍として潔くありたいと言う一念。暴君に仕える侍も気の毒と言う事だな。2010年公開の役所広司主演作品でリメイクされているね。

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重

4.0悪いお殿様を成敗するには

2020年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

将軍の弟が権威をかさに着て悪行の限りを尽くす。
老中(丹波哲郎)は目付役(片岡千恵蔵)に暗殺を命じる。
武家社会のしがらみの中で殺すことは出来るのか。
最後は53対13で凄まじい斬り合いとなる。
白黒映画は面白い。

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いやよセブン

4.0東映時代劇の終焉

2020年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

かつてのスターたち、千恵蔵、嵐寛寿郎、月形龍之介とそうそうたるメンバーに新進の里見浩太朗、山城新伍が加わっても、もうかつての栄光は取り戻せなかった。
映画作りは丁寧でまじめに取り組んでいて、伊福部昭の音楽も良いんだけど。
華やかで芯になる出演者がいなかった。スターたちは峠を越え、新進メンバーはそこまでの役を貰えていない。どうしても七人の侍と比べてしまう。すると歴然、三船敏郎のような存在がなかった。なんか悲しく残念な作品だ。

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bluetom2000
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