女子学園 おとなの遊び

劇場公開日:

解説

「女子学園 悪い遊び」「女子学園 ヤバい卒業」に続く“女子学園”シリーズ第3作目。脚本は「新・ハレンチ学園」の山崎巌。監督は山木薩夫監督の「戦争と人間」の助監督を担当し、これが監督昇進第一作の加藤彰。撮影は「土忍記 風の天狗」の横山実がそれぞれ担当。

1971年製作/82分/日本
配給:ダイニチ映配
劇場公開日:1971年1月27日

ストーリー

金持ちの娘たちの多い全寮制私立中学白バラ学園と、公立港中学はいつも対立状態にあった。中でも、結城正子をリーダーとする清子、さかえたちの白バラ学園不良少女グループと、足立美枝を中心とする圭子、ルミ、直治、武たちの港中学不良グループは、ことあるごとに火花を散らしていた。ある日、白バラ学園に新任教師高井がオープン・カーで乗りこんできた。正子たちは、この新任教師にひとあわふかせようと、早速策を練り実行に移した。その晩オールド・ミスの大庭先生と高井を偽手紙で物置小屋におびき出し、両教師が抱き合ったところで、かねてより大庭先生と噂のあった佐山教頭を呼び出した。あとから校長もかけつけ物置小屋は大混乱となり、熱々の現場を見た教頭はノイローゼになる始末。正子たちの作戦は大成功。その頃、港中学の美枝たちは、正子らへの復讐の計画がまとまり、その夜のうちに直次、武、洋一の三人を白バラ寮にもぐり込ませた。三人は折しも正子たちの入浴光景にでくわして、カメラで盗み撮りをしているうちにみつかり、とらわれの身となった。三人が監禁されたことを知った美枝は腹の虫が収まらず、正子を誘拐してリンチを加えようとしたが、そこへかねがね正子が蛇の目親分の娘だと信じこんでいた、チンピラヤクザ信太郎が割って入り、オトシマエは中学生らしくバレー・ボールでつけること提案した。試合当日、港中学はプロの選手をやとい、白バラ学園はオカマに扮した直次たちをメンバーに加えプレーが開始された。やがてボールを股間に受けた直次が卒倒し、カツラがふっ飛び、ブラジャーが飛び出してゲームはメチャクチャ、ネットをはさんで両チームが入り乱れ、大乱闘が展開していった。

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