巨人軍物語 進め!!栄光へ
劇場公開日:1977年3月19日
解説
プロ野球の厳しさに悩み苦しみながら成長していく新人選手の姿を巨人軍の歩みとともに描く。
1977年製作/54分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1977年3月19日
ストーリー
希望を胸にふくらませて、栄光の巨人軍に入団した高杉・清河・林らの新人選手にとって、プロ野球の道は厳しかった。清河は投手失格を言われ、そんな彼に大山コーチは、話した。王選手だって投手から打者に転向し、今は偉大なホームランバッターになったのだと。王選手の努力の軌跡を聞いているうちに清河は新たに闘志をもやした。その直後、今度は一軍入りを果したという高杉が、交通事故で右手を負傷。見舞に来た父親の姿には、優しさをもちながらも、スパルタ教育を行うという長島監督に似たところがあった。しかし、高杉の絶望は大きく、深かった。そんな彼に、大山コーチは、四歳の時に大火傷をして、それから血の出るような努力をした張本選手の話をした。真暗だった高杉の心に、明るい光がよみがえってきた。巨人軍はそのシーズン優勝した。シーズン終了後、長い間二軍生活を行った選手の退団が決定し、他にも他球団や去っていく者もいた。清河らは、また、プロ野球のきびしさみたいなものを見たようで、これに負けないためにも練習をやろうと、三人は多摩川の土手を走るのであった。
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スタッフ・キャスト
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