ラグビー野郎

劇場公開日

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解説

ラグビーに青春を賭ける若者たちが、血のでるような猛練習を続けた後に勝利の栄冠を得る姿を描く。脚本は「激突!殺人拳」の鳥居元宏と「日本暴力列島 京阪神殺しの軍団」の野波静雄、監督は「学生やくざ」の清水彰(1)、撮影は「愉快な極道」の赤塚滋がそれぞれ担当。

1976年製作/88分/日本
配給:東映

ストーリー

1月中旬。雨、泥沼化したフィールドで激突する泥まみれの若い肉体、関西大学ラグビー・リーグ決勝戦。坂上監督引きいる洛西大学対東南学院大の一戦は、大差で東南大の勝利となった。洛西大の坂上監督は対東南大4連敗の責任を感じて引退、次期監督として秋月雄平が決定した。再起を決意するOBの熊田、副将の平沼達、それに二軍選手の、大石、早川、酒井、そして高校ラグビー界のスーパースターだった矢吹二朗。4月。全選手を前に「目標はただ一つ、勝利のみ!」と言い渡した秋月新監督。その日から猛練習が開始された。朝靄の中、ラグビー「第一蹴の地」の石碑前を走っていた矢吹は、同じ大学のテニス部の江口文子と会い、その清楚で清々しい姿に心を奪われてしまった。6月。秋月、熊田、久保たちが竹刀片手に部員を怒鳴り追い廻している。8月。浅間の山なみを背景に菅平で合宿。あまりの激しい練習に矢吹たちが反抗、サボタージュする。しかし、秋月の闘魂心に打たれ自主的に猛練習に突入、合宿最後の日、公式戦に備えてメンバーが発表され、矢吹たち二軍選手も含まれていた。9月。東南大との練習試合に出場した矢吹は、個人プレーにはしり、それが原因で洛西大は敗れた。試合後、OBたちから叱責された矢吹は、合宿所から逃げだし芸者・小久のもとにころがり込み、乱れた生活に入っていった。そんな矢吹を秋月は除名した。ラグビー・シーズン開幕。洛西大は快進撃を続けた。その頃、矢吹はやっと高校時代の栄光に溺れていたことに気づき、秋月監督に許しを乞うが、冷たく拒否された。しかし風雨の中、日参する矢吹の真剣な姿に、秋月はとうとう折れ、再入部を認めた。11月。今までの遅れを取り戻そうと必死に練習する泥まみれの矢吹。そして待望の一軍復帰。そんな矢吹の姿を文子は暖かく見守っていた。1月。公式戦開幕、勝ち進む洛西大と東南大。そして雨の中の決勝戦。激突する両フィフティーンは、泥にまみれ、汗にまみれ、血を滲ませ、青春を打ち込んだこの一年間の成果をはき出していた。東南大の時間切れ勝利目前、矢吹のはなった逆転ゴールキックは、高々とポールに吸いこまれていった。

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