ずうとるび 前進!前進!大前進!!
劇場公開日:1975年7月5日
解説
人気グループ“ずうとるび”の行動を追ったドキュメント。構成は新野隆司、監督は「任侠花一輪」の三堀篤、撮影は「ウルフガイ 燃えろ狼男」の中島芳男がそれぞれ担当。
1975年製作/32分/日本
配給:東映
劇場公開日:1975年7月5日
ストーリー
4月22日、東京・日比谷野外音楽堂での「ずうとるびジャンプ!」のコンサートに集った六千人の観客。会場の中では興奮のあまり七、八人が失神し、外では入れない女の子たちが警備員を相手に大騒ぎしている。五月十八日、京都で開かれた関西初のコンサートもすさまじい熱狂ぶりで、二回の公演にかけつけたファンは五千五百人。大半が中高生の女の子で、京阪神ばかりか、滋賀、福井、愛知方面からも押しかけて来ている。声援に答えてずうとるびは、十回もステージ衣裳を着替えたりビートルズメドレーをやったりの大熱演。山田隆夫などは女の子に首を締められたり、ファンが失神をよそおい楽屋に入ったり大変である。終演後も楽屋の出口をふさがれた四人は、三十分もかかって脱出。やっと京都駅まで逃げたが、またまた新幹線の改札口を通せんぼされて立ち往生。国鉄の協力で命からがら鉄道公安室へ逃げ込み、今度は貨物用エレベーターでホームへ吊り上げてもらい、何とか乗車できた。忙しいスケジュールをぬって、ずうどるびは東京・高田馬場にあるビッグ・ボックスを訪れた。スポーツ好きの四人は、バーベル、鉄棒、マット運動と大ハッスル。映画は、この他、歌・踊りの練習に励む四人を追う。