日本モーテルエロチカ 回転ベットの女

劇場公開日:

解説

タクシーの運転手の眼を通して、女と男の色模様を描くセックス喜劇。脚本は「さすらいかもめ -釧路の女-」の西田一夫、監督は「女子大生 偽処女」の白井伸明、撮影は「新宿ラブ・ホテル 週末(秘)天国」の山崎敏郎がそれぞれ担当

1974年製作/64分/日本
配給:日活
劇場公開日:1974年4月9日

ストーリー

小官五郎は、タクシーの運転手で、まだ独身である。職業柄、彼は知り合いのバーやソープランド、連れ込みホテルへ客を案内することもある。クラブのホステス、リサは五郎の上得意の一人で、五郎は密かにリサを口説こうと思ったこともあったが、仲々チャンスに恵まれない。ある夜、彼女と一緒に乗った客が、同郷の先輩・竹二と知って、壊しいやら腹立たしいやら。竹二は、芸能プロの社長の名刺をふり回して五郎を驚ろかすが、実はインチキプロで、やがて、リサは竹二に騙されたことに気づいた。華やかな芸能界にあこがれる若者は後を断たない。ある日、新聞広告で歌手になりたいという若い女、真弓が現われた。彼女は美容院に勤めながら、金を貯め、歌手を志望していたのだが、竹二の言葉巧みな口車に乗せられて、貯金もろとも肉体を奪われてしまった。ホテルからションボリ出て来た真弓を見た五郎は、咄嗟にそれと察し彼女を慰めるが、彼女は意外な程あっさりしていて、五郎を驚かせた。やがて二人はホテルへ行った。竹二は相変らずカモを求めて歩いていたが、若い男と逢引きしている人妻・玲子に近づき、まんまとホテルへ連れ込んだ。玲子は竹二の凄まじさに歓喜の声を連発しつづけた。一方、竹二に騙されたリサは、五郎の車に乗ったのを幸い、彼に竹二の居所を尋ねるが判らずガックリ。だが、五郎を誘惑してホテルへと行く。リサのしつこさに辟易した五郎が廊下へ出たところで竹二とバッタリ。逃げる竹二と追う五郎でホテルの中は大騒ぎとなってしまう。ところが、五郎は竹二の舌先き三寸にコロッと騙され、外へ出たまでは良かったが、高級レストランで竹二に逃げられた挙句、支払いまでやらされてカンカンとなる。翌日、タクシーを流していた五郎は、見覚えのある玲子をホテルへ送ったが、竹二も来ていると知り、彼女の後から部屋へ入って行き、竹二をさんざんこらしめるのだった。

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