キューティーハニー(1974)

劇場公開日:

1974年製作/23分/日本
配給:東映
劇場公開日:1974年3月16日

ストーリー

世界に一つしかない赤い真珠・人魚の涙が日本で展示されると決まってから、航海中の大型船が原因不明の爆発を起し沈没するという事件が続発した。これは、シーパンサーが、シスターゾラのためにと、人間への復讐のために人魚の涙を狙って起していたのだった。十九世紀の終り頃、エーゲ海で人魚が掴ったことがあった。助けてくれと哀願した人魚の目から流れた涙が赤い真珠となってこぼれた。欲に目がくらんだ漁師たちは、もっと涙を流させようと痛めつけたために、人魚は死んでしまった。この殺された人魚がシーパンサーの妹だったのだ。シーパンサーは、人間に復讐するために、パンサーゾラの一味に加わり、アンドロイドとなっていたのである。赤い真珠を展示する豪華客船のファッションショーに出ていたハニーは、シーパンサーの攻撃を受けた。ハニーは人魚に変身してシーパンサーを説き伏せようとしたが、無駄だった。ハニーはついにシーパンサーを倒した。だが、ハニーの胸は晴れなかった。ハニーはシーパンサーと妹のために、赤い真珠を海に返したのだった。

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映画レビュー

3.0増山江威子さんを偲んで 変わるわよ

2024年6月4日
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鑑賞方法:VOD

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1974年春の東映まんがまつり 同時上映 仮面ライダーX きかんしゃやえもん D51の大冒険 イナズマン マジンガーZ対ドクターヘル ミラクル少女リミットちゃん テレビアニメ12話「赤い真珠は永遠に」のブローアップ 粗筋 漁師の網にかかった人魚は涙を流して命乞いをしたがその涙は赤い真珠になった 欲に目をくらんだ漁師たちは暴力をふるいもっと赤い真珠を欲しがったが流す涙は赤い真珠にはならず人魚は死んでしまった 人魚の姉は人間を憎み悪の組織パンサークローに怪人の姿シーパンサーに改造してもらい幽霊船に乗り込み大砲で船を次から次と沈めていった 船内ファッションショーに参加ししていたハニーは偶然シーパンサーに遭遇し戦うことに キューティーハニーの声は増山江威子だったんだね 一休さんのナレーターや峰不二子とはまた違う感じ 天真爛漫な正義のヒロインだから 目まぐるしく次々と変装し「しかしてその実体は」という台詞は明らかに片岡千恵蔵主演の人気シリーズ『多羅尾伴内』のパロディ 悪っぽい怖い人はみんな同じような顔してる気がする永井豪作品 キー局ではエンディングテーマがなくオープニングテーマも短かったらしいがこの映画で初めて観ることができた人も多かったそうだ 東京の人は知らなくても地方の人は知ってるなんて皮肉な話 声の配役 如月博士が開発したアンドロイドの如月ハニーに増山江威子 早見家の長男で新聞記者の早見青児に森功至 早見家の次男で小学生の早見順平に沢田和子 早見家当主の早見団兵衛に富田耕生 世界的犯罪組織パンサークローの首領のパンサーゾラに津田延代 パンサークロー日本支部長でゾラの妹のシスタージルに北浜晴子 妹の人魚チルルを殺した人間たちに復讐のためパンサークローにアンドロイドにされたシーパンサー(マララ)に北浜晴子 シスタージルは本来渡辺典子が担当しているがなぜか12話のみ北浜晴子が兼任

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野川新栄