スキャンティドール 脱ぎたての香り

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解説

江戸時代から続く下着専門店の娘がランジェリー喫茶を開いて活躍する姿を描く。脚本は周防正行、監督はピンク映画出身の水谷俊之、撮影は長田勇市がそれぞれ担当。

1984年製作/55分/日本
配給:にっかつ

ストーリー

江戸時代から続く女性下着専門店の10代目、矢嶋周吉の娘、亜矢はボーイフレンドの治とランジェリー喫茶をオープンしている。下着姿でコーヒーを運ぶだけなのに、ノーパン喫茶あがりのウェイトレスはトイレで客を取ったりするので、亜矢は新しい娘を募集する。治は青学ギャルのなおみ、父の周吉は白い木綿パンツの小百合を選ぶ。店には物静かな初老の紳士、村松が毎日やって来る。彼は大手の会社で下着の企画をしており、亜矢の下着の考え方に共鳴し、プレゼントをする。その夜、プレゼントの包みにうれしそうな亜矢を、内心おもしろくない治は下着を脱がせて挿入する。激しいフアックのあと、包みを開くと、何と中には、周吉が亜矢の20歳の誕生日にプレゼントしたパンティが入っていた。紳士に思えた村松は、ジョギング中にパンティを狙う泥棒であった。亜矢は自首を勧めるべく、一人で村松の家を訪ねると、彼は動揺の様子もなく、下着を盗む心境とそのコレクションを彼女に見せる。一途に話す村松のペースに亜矢は引き込まれ、やがて二人は結ばれるのだが、それはスキャンティ越しで、決して裸で交ることはなかった。その日から、村松の不思議な魅力に引かれた亜矢は、父の大切な下着を金庫から持ち出しては彼の前ではいてみせる。その日も、ランジェリーを紙袋につめた亜矢が村松の家に向うと、そこは大勢の人垣に囲まれていた。村松は下着泥棒の現行犯で逮捕されたのだ。家の中に入ると、机の上に「ありがとう僕のスキャンティドール」と置き手紙がある。それを読んだ亜矢は、一人の女性として見てくれなかったことに悲しみを覚え、涙がとめどなく流れてくるのだった。

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