ファイナル・スキャンダル 奥様はお固いのがお好き
劇場公開日:1983年12月23日
解説
質屋と下宿を営む面倒見のいい女と彼女を慕う下宿大学生たちの姿を描く。脚本は「制服体験トリオ わたし熟れごろ」の出倉宏と「宇能鴻一郎の濡れて学ぶ」の金子修介の共同執筆、監督は「女囚・檻」の小沼勝、撮影は「ケンちゃんちのお姉さん」の森勝がそれぞれ担当。
1983年製作/81分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1983年12月23日
ストーリー
珠子は質屋を営みながら、学生を相手に下宿をやっており、夫の紳一郎は商売にならない焼き物に没頭している。ある日、学生の雨宮は、期限切れで金が返せなくなり、珠子に童貞を捧げ下宿の世話になることになった。この下宿はそんな学生で一杯なのだ。珠子の所に夫の姪、幸子がお手伝いでやってきた。珠子は、ロリコン、マザコン、早漏などで悩む学生たちを優しくセックス処理してあげる。紳一郎に思いを寄せる幸子は、その事実を伝えるが相手にされず、裸になって迫るが、拒絶されるだけだった。そこで幸子は、珠子の土地と体を狙う不動産屋の黒川に権利書を渡してしまう。その頃、珠子は偶然に知り合った工事現場の監督に夢中で、ドライブに出て体を重ねていた。津村というその男は、故郷で牧場を一緒にやろう、上野駅で待ってると言う。下宿では、幸子がだまされていたことを知った学生たちが、ゲバ棒で武装して、黒川から権利書を取り返してきた。下宿を続けて下さいと頼む学生に、珠子は涙ぐむ。翌日、津村との待ち合わせが迫る頃、東大生の久我が煙突に昇って自殺すると言う。彼は超早漏が悩みなのだ。珠子の説得に久我はオナニーを始め、一分以上もって果てると彼女の上に墜落、二人とも失神してしまう。珠子は上野駅にいけなかった。数年後、珠子を囲んでパーティーがひらかれていた。子供が出来たもの、大蔵官僚などに囲まれて珠子はゴキゲンだった。