のぞき(1983)
劇場公開日:1983年9月16日
解説
成熟した娘の行動に動揺する父親の姿を描く。脚本は磯村一路、監督は「恥辱の部屋」の武田一成、撮影は「ブルーレイン大阪」の鈴木耕一がそれぞれ担当。
1983年製作/69分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1983年9月16日
ストーリー
翔んでる女子大生、山口桃子は一年振りに故郷に帰った。めっきり色っぽく成熟した娘に、父親の孝三はけしからぬ妄想をかきたてる。孝三と母の美江は夫婦の危機に直面しており、性生活の不満を、孝三は桃子と同年齢の女子大生、令子と、美江は若いつばめの良治との浮気で紛らわしている。ある日、山口家に、叔父さんの紹介で和夫と和子の若いカップルがやってきて、そのまま居ついてしまう。この若夫婦は図々しく、人目もはばからずセックスをするので、美江などは下半身が熱く火照りっぱなしだ。ある日、美江のつばめの良治がやって来ると、桃子と見合いさせてほしいと言う。慌てる美江をしり目に、桃子も乗り気で話はトントン拍子に進んだ。孝三と美江が口論している間に、桃子は良治を自分の部屋に誘う。しばらくして、庭から孝三が桃子の部屋を覗くと、そこには、全裸で四ツン這いになって良治のペニスをくわえてのげぞっている愛しい娘の姿があった。ショックを受けた孝三は娘の部屋に入ると、良治に桃子を宜しくと頭を下げる。すると桃子は、「パパのために良治さんをママから奪い取ったのよ」と言う。娘を抱きしめる孝三の目から涙が溢れ出て止まらない。数日後、和夫夫婦、桃子も家を出て行った。一ヵ月後、和夫からビデオが届いた。そこには、娘の痴態を覗き見る好色そうな孝三の顔が写っていた。