悪魔の人質

劇場公開日:

解説

上司との恋に破れ自殺を図るOLと警察に追われる銀行強盗の男との愛を描く。笹沢左保の同名の小説の映画化で、脚本は「マダム・スキャンダル 10秒死なせて」の佐治乾、監督は「愛獣 赤い唇」の加藤彰、撮影は「俺っちのウエディング」の前田米造がそれぞれ担当。

1983年製作/89分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1983年4月29日

ストーリー

商事会社のOL芙美代は、上司の江波との愛に破れ、彼の別荘で自殺を図った。江波は妊娠した芙美代を捨て、社長令嬢と結婚してしまったのだ。その別荘に、銀行強盗犯の大町という男と、狂暴な若者、隆男とその愛人の真理子の三人組が逃げ込んで来た。多量の睡眠薬を飲んで朦朧とする芙美代は、大町によって命を救われる。そして大町は強引に芙美代を犯す。極限状態の中で、芙美代は次第に大町を愛するようになった。一方、隆男と真理子は大町の強奪した金を狙っており、大町もそのことを勘づいていた。さらに真理子は、刑務所から出所したばかりの元ヤクザの夫とその金を奪おうとしている。そして、真理子は、大町、隆男、芙美代に銃口を向けた。大町はナイフで反撃、大乱闘の末、真理子、隆男は死んでしまい、大町は重傷を負った。芙美代は瀕死の大町をベッドに運ぶと、狂おしく交わった。一発の銃声が鳴り響くと、入口から芙美代が出てきた。新婚旅行から帰ってきた江波の前を、憎しみを葬り去った芙美代が平然と歩いていく……。

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