婦人科病棟 やさしくもんで

劇場公開日:

解説

婦人科病棟に入院したスタイリストの女性が、同室の患者たちの生き方に接し愛に目覚めるまでを描く。脚本は「看護婦日記 わいせつなカルテ」の竹山洋、監督はこの作品がデビュー作となる鈴木潤一、撮影は「色情海女 ふんどし祭り」の水野尾信正がそれぞれ担当。

1981年製作/67分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1981年8月27日

ストーリー

スタイリストの朝田梨絵は婦人病で入院することになった。梨絵は宣伝部長の山下、カメラマンの高村と関係している。入院の日も、送別会を開いてやるという高村と別れて、プロポーズする山下とベッドを共にしていた。病院で梨絵は、社長婦人というフレコミの兼子や風俗嬢の洋子と同室になった。ある日、梨絵は病院を脱け出し、高村と体を重ねると、名を明かさず求婚されていることを話す。妻に逃げられ娘を育てる高村は「すきにすればいい」と言う。しかし、娘の蒲団をかけなおす高村の姿は、梨絵の胸に迫るものがあった。数日後、お見舞の花束から、兼子は社長婦人ではなく、年増のヒモつきストリッパーであることがバレてしまった。一方、梨絵のところで、山下と高村がハチ合せになって大騒ぎ。暫くして、梨絵は高村が山下と喧嘩して仕事を辞めたことを知らさられる。複雑な心境の梨絵は、ヒモのサブローに抱かれただけで、喜んで貯金通帳をあげてしまう洋子に何か感銘を受ける。そして、今ではビニール本のカメラマンをしている高村に、梨絵は仲直りを求めるが取り合ってくれない。病院に帰った梨絵は、洋子がヒモに捨てられ、飛び降り自殺したことを知る。そして、酒に酔った兼子が洋子の花むけに踊りを始めた。癌を宣告され、ヒモにも逃げられた兼子だが、洋子の自殺に、勇気を持って手術室に入っていった。梨絵は山下に別れを告げ、本当に自分を愛してくれる高村を選んだ。彼の仕事も以前のように続けられるようになり、二人は歓喜に満ちたセックスに没入していく。

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