ユニコ
劇場公開日:1981年3月14日
解説
人々を幸福にさせる、優しいユニコの冒険を描く。伝説上の幻の生物、ユニコーンを題材にした手塚治虫の同名の原作のアニメ化。脚本は「夏への扉」の辻真先、監督は平田敏夫がそれぞれ担当。
1981年製作/90分/日本
配給:その他
劇場公開日:1981年3月14日
ストーリー
白い角を持つユニコは人々を明るく、幸せにする不思議な力を持っているので、神様は誰もが苦労をせず幸せになってはと、西風の精を呼び、忘却の丘へ追放した。そこでユニコは意地悪の悪魔くんに出逢う。しかし、その悪魔くんも、ユニコの優しさに、人を助ける意味を知り、同じ角をもらって、二人は友達となってしまう。神様は、今度は夜風の精を呼び、ユニコを無の世界へ追っ払った。そこでユニコは、人間の女の子になりたがっている猫のチャオと知り合った。優しいユニコはチャオの願いをかなえてやる。ところが可愛い女の子に変身したチャオを、ハンサムな男爵に扮した化け物がさらっていった。救出に向ったユニコは男爵と対決、角で相手の体を斬り裂くと、巨大な悪魔の姿に変身する。戦いで角を失ったユニコにやってきた悪魔くんが自分の角をつけてやった。ユニコは逞しいユニコーンに変身、悪魔を打ち倒した。西風の精は、夜風の精から守るために、ユニコを別の場所へ送り出すのだった。