別離(1968)

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解説

フランソワーズ・サガンの小説『熱い恋』を、「さすらいの狼」のアラン・カヴァリエが監督した。脚色はサガンとカヴァリエの共同。撮影はピエール・ロム、音楽はモーリス・ルルー、編集はピエール・ジレットの担当。なおドヌーブの衣裳をイヴ・サンローランがデザインしている。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、ミシェル・ピッコリ、新人ロジェ・ヴァン・オール、イレーネ・テュンクほか。製作はオスカル・ダンシヘルス。

1968年製作/フランス
原題:La Chamade

ストーリー

30歳のルシール(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、50歳の金持紳士シャルル(ミシェル・ピッコリ)と同棲し、生活の面倒をみてもらっていた。ルシールは、ぜいたくで怠惰な生活を愛し、シャルルは、そんな彼女のすべてを許す男だった。そしてある春の日、社交界の集まりでルシールは、アントワーヌ(ロジェ・ヴァン・オール)という青年と知りあった。彼も30歳。出版社につとめ、社交界の花形ディアンヌの情人だった。だがその日から、二組のバランスはくずれた。ルシールはアントワーヌのもとに走り新しい生活を始めた。若々しくはあるが、ちょっぴり貧しい生活を。やがて時はすぎ、ルシールがアントワーヌの子を宿した。だが彼女には生む気がない。そして堕すにも、お金がない。考えたあげくシャルルのもとを訪ねた。彼は一切の手筈をととのえてくれ、以前にもまさるやさしさを示してくれた。この頃から、ルシールの心は再びシャルルに傾いていった。ぜいたくを愛し働くことなど大きらいな女だ。アントワーヌとのことは一時の恋の情熱だったのかも知れない。そんな彼女がアントワーヌのもとを去ったのは、もう春も近い、ある朝のことだった。

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