傷だらけのアイドル

劇場公開日

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解説

ジョン・スペイトのオリジナル・ストーリーを、ノーマン・ボグナーが脚色、BBC放送のディレクターで劇映画はこれが初めてという三十一歳の新鋭ピーター・ワトキンスが監督した青春もの。撮影はピーター・シャシスキー、音楽はマイク・リアンダーとマーク・ロンドンの作詩・作曲チームが担当した。出演はグループ・サウンド“マン・フレッド・マン”に属していた新進歌手ポール・ジョーンズ、“ヴォーグ誌”をはじめ欧米の一流のファッション雑誌のモデル、ジーン・シュリンプトンほか。なおポール・ジョーンズが劇中“バッド・バッド・ボーイ”“フリー・ミー”“プリビリッジ”の三曲を歌うほかに、“エルサレム”“オンワード・クリスチャン・ソルジャー”をジョージ・ビーン・グループとランナー・ビーンズが披露している。製作はジョン・ヘイマン。

1967年製作/イギリス
原題:Privilege
配給:ユニヴァーサル

ストーリー

イギリスの若い流行歌手スティーブン・ショーター(P・ジョーンズ)は、アメリカ巡業から帰ると、全国民の熱狂的な大歓迎をうけた。彼はいまや、世界中の若人のアイドルである。この爆発的な人気はすべて彼をとりまく連中によって計画された組織的宣伝の成果だった。宣伝担当のアルビン、マネジャーのクロスリー、楽譜出版者のジュリー、音楽監督のフレディ・K、さらに銀行重役のバトラーなどが加わって、スティーブン・ショーター企業会社がスティーブンを教育し、宣伝し、人気を盛り上げて莫大な利益をあげていた。スティーブンの出演する舞台は、若いエネルギーの、はけ口を求める青少年たちの狂態の場となる。そして彼の人気は事業団体をはじめ政府にまで利用される。ともすれば自己を見失いがちなスティーブンの心を理解できるのは、文部省から派遺されて彼の肖像画をかいている女流画家バネッサ(J・シュリンプトン)だけだ。やがて、イギリス国教会までがキリスト教改革運動週間の一環として、スティーブンを舞台に立たせた。信仰を失った英国民に、彼をとおして、信仰心を取り戻させようとしたのだ。スティーブンは大観衆を前に、キリストにすがって罪の許しを乞う歌をうたい、大成功に終った。しかしその後、バネッサと二人きりになったスティーブンは神のようにおだてられ、自己の人格を失ってしまった口惜しさをぶちまけるのだった。二人は急速に親しくなっていった。大会の二週間後。レコード会社のパーティーでの席上、スティーブンは“自分は神ではない。ただの人間だ”と怒りをこめて訴えた。しかし、彼ほどの立場にある者の発言としては許されないことだった。ファンの愛情は一瞬にして憎しみへと変っていった。翌日のテレビは彼を、人気におぼれ、特権ある地位に甘えた、わがままな行動として非難した。そして今後、舞台・テレビへの出演は禁止されたと伝えた。こうして、マスコミの力で人気の絶頂に立ったスティーブンは、同じマスコミの力によって栄光の座から叩き落されたのである。

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映画レビュー

2.0起承転結の起と結だけのような内容だった。

kossyさん
2019年7月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 作られたアイドルとその悲劇。ストーリー展開はゆったりと、淡々と進み、自分でアイドルをやめるまでを描く。そうしたアイドルスターの悲哀よりも、政府が国民の関心をアイドルに集中させ、政治から目をそらせるような方針だったことが空恐ろしい。

 最初のコンサートでは、投獄されたアイドルを演出し、涙を流すファンが面白かったけど、ラストの不気味なコンサートでは、北朝鮮のマスゲームやナチスドイツの集会をも思わせるほど全体主義の雰囲気があった。そういえば、某宗教団体の教祖もこのような雰囲気を出していたなぁ。

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kossy
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