夜のたわむれ

劇場公開日

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解説

マイ・セッタリングが自ら原作小説を書き、脚色にデイヴィッド・ヒューズの協力を得て、監督した。撮影はルネ・エリクソン、音楽はヤン・ヨハンソンとゲオルク・リーデルが共同で担当。出演は「沈黙」のイングリッド・チューリン、同じくヨルゲン・リンドストロムのほかケーベ・イエルムム、レナ・ブランディンなど。製作はサンドリュース。

1966年製作/スウェーデン
原題:Night Games
配給:MGM

ストーリー

青年ヤン(K・イエルムム)は、まるで城のような彼の家へ許婚のマリアナ(R・ブランディン)を連れて来た。だが彼は彼女をすぐ家の中へは入れず、目隠ししてポーチに待たせ、自分だけ入った。そこには二十年前の彼の少年時代の幸福な記憶が、わけても彼が何よりも愛した美しく奔放な母イレーネ(I・チューリン)の思い出が、いっぱいに詰っていた。ヤンは今までその思い出の中に生きていた。それは彼だけのものであり、人には見せたくなかったのだ。階段をのぼって行く彼の脳裏に鮮かによみがえってきたのは母の出産のシーンである。母は産褥のまわりにいつもの遊び仲間を集め、音楽を奏させ、陣痛にたえていた。部屋は異様な雰囲気に充満していた。気丈な母が激しく身もだえするのを、ヤン少年(J・リンドストロム)は伯母に付き添われて見ていた。子供は死んで生れた。病院へ運ばれる母を、少年は窓からじっと見送った。その同じ窓から待ちくたびれたマリアナが、雪の庭の中に立っているのが見えた。ヤンは彼女を呼び入れ、家の中を案内して回った。マリアナはヤンを愛し、彼が母のかげや、この家から脱出し、自分自身を見出すように願っていた。そのための手伝いをしようと懸命であった。ふたりは結婚した。ヤンは花嫁を母のベッドに抱いて行ったが、またしても母の思い出がふたりの愛を邪魔するのだった。ある夜、ヤンはパーティを開き、宴たけなわの頃家を爆破すると言い出した。やがて大音響とともに家は木端微塵に吹っ飛んだ。これはヤンとマリアナの新しいスタートであった。

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