若奥様は仮免中

劇場公開日:

解説

「気分を出してもう一度」のアネット・ワドマンが脚本を書き「パリジェンヌ」第二話」のミシェル・ボワロンが監督したコメディ。撮影は「ヒッチ・ガール」のロベール・ルフェーヴル、音楽はジョルジュ・ガルヴァランツ。出演者は「新・七つの大罪」(羨み)のダニー・サヴァル、「パリジェンヌ」第二話のジャン・ポワレ、ジャクリーヌ・マイヤン、ミシェル・セローなど。

1962年製作/フランス
原題:Comment reussiren Amour
配給:東和
劇場公開日:1963年3月30日

ストーリー

パリの下町にある出版社の編集長として敏腕を買われているベルナール(ジャン・ポワレ)は、街でしばしば見かける名も知らない若い娘に心を奪われていた。ある日、ベルナールの部屋の天井から水がもれ、ベルナールが上の部屋へ上ってみると、住人ロンドー夫人が、湯舟の蛇口をしめ忘れていたことがわかった。ベルナールは口汚く夫人を責めたが、ふと机の上にあった写真--。それはさがし求めていた例の娘ではないか。彼女はロンドー夫人の一人娘ソフィー(ダニー・サヴァル)だったのだ。手のひらをかえしたように親切になった彼に、夫人はソフィーの就職をたのんだ。ベルナールはすぐにOK。二人はスピード結婚。静かなアパートにおちつき、車も小型から中型の新車に買いかえた。ソフィーは免許をとるまで運転させてくれない。怒ったソフィーは仮免をとりこっそり車を走らせた。だが悲しいかな仮免の腕、信号無視やら、車のフェンダーをへこますやら。パトカーにつかまってはと街から街へ逃走し、近くのカフェにとびこんだ。車のそばには警官が見張っている。ソフィーはビールをのんでいた中年男を利用し、タクシーをひろって現場をのがれた。だがベルナールに知れたら大変。そこでアパートに帰った彼女は、警察へ電話をかけ車の盗難届を出した。ことはうまく運び、車の引取りはあっさりと終った。だが悪いことはできないもの、この警察署長こそソフィーがカフェで利用した男だったのだ。彼女はあっさり留置場へ--。出頭命令をうけて警察へきたベルナールは、署長の説明ですべてを知った。翌朝、彼女をひきとったベルナールは、車の中で仲なおり。そして、またまたお熱くなりすぎて信号が眼に入らず、警官にピリピリーとやられる始末だった。

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