戦火の大地

劇場公開日

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解説

第二次大戦中のレジスタンス映画として名高いマルク・ドンスコイ監督作品。原作・脚本を担当しているのはワンダ・ワシレフスカヤ。撮影をB・モナストウィルスキーが受けもっている。音楽担当はエリ・シュワルツ。出演するのはナターリー・ウジヴィ、ニーナ・アリソワ、エレーナ・チャプキナ、V・イワシエワ、アンナ・リシャンスカヤなど。

1942年製作/ソ連
原題:The Rainbow
配給:大和フィルム

ストーリー

野も山も雪に覆われたウクライナのある村。戦うことのできる男はすべて赤軍部隊やパルチザン部隊に参加してドイツ軍と戦っており、残された老人と女子供たちは、勝利の日を確信しながら侵略軍に抵抗を続けている。しかし、この村にも祖国を裏切り、ナチの手先になっている者が二人いた。ドイツ軍隊長の情婦プーシャ(ニーナ・アリソワ)と、村長のガブリーである。農夫フェドーシャの息子がドイツ軍のため、小川のほとりで殺された。ある日、パルチザン部隊のアリョーナが、村長の密告で捕えられた。彼女は納屋でお産をした。隊長は生れたばかりの赤ん坊に拳銃をつきつけてパルチザン部隊の所在を訊問するが、彼女は答えない。隊長はプーシャに、妹のオリガの口から情報を聞きただすようにいいつける。それも徒労に終った。ある夜、赤軍部隊の斥候が村に忍び込んで、フェドーシャに占領部隊の配置を聞いた。村を赤軍が奪還する日が近づいた。やがて、森の中から殺到してくる赤軍部隊。村の人々も勇敢に戦った。解放の日、ドイツ軍の捕虜を取り巻く村人たちに、フェドーシャが叫んだ。「こいつらを殺してはいけない。こいつらの軍隊が亡びてゆくさまを、最後まで見せてやれ」。空に美しい虹が見えている。「虹はよいことの前触れだ」とこの地方ではいう。勝利の日は近い。

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