ローマ・オリンピック 一九六〇

劇場公開日:

解説

一九六〇年にローマで開かれた第十七回オリンピック大会の記録映画。ロモロ・マルチェリーニ監督が二十数名のキャメラマンを使って撮った作品である。参加国八十四カ国、競技参加者は全部で約五千人にたっした。音楽担当はアンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ。撮影はアルド・アレッサンドリ、フランチェスコ・アテンニほかの人々。開巻は開会式と聖火リレーの模様をとらえたフィルムである。ついでの陸上競技は百メートルで記録をだした西独のハリー、四百メートルの米選手デービスと西独選手カウフマンの激戦、マラソンのエチオピア選手アベべの活躍などがとらえられる。水上競技のオーストラリアのデビッド、アメリカのラーソン、日本の山中、田中などの姿もとらえられている。オリンピック村の日曜日の風景も楽しい。カラカラ浴場の跡でおこなわれた体操、その他重量挙、ボクシング、レスリング、自転車ロード・レースなども目を楽しませる。そして九月十一日、おごそかにおこなわれた閉会式をもってこの映画は幕をとじる。日本版解説者は北出清五郎、日本版監修は川本信正。

1959年製作/イタリア
原題または英題:La Grande Olimpiade
配給:東和
劇場公開日:1961年8月18日

ストーリー

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第34回 アカデミー賞(1962年)

ノミネート

長編ドキュメンタリー賞  
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