パリ・コネクション 宝石強奪

劇場公開日

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解説

五人組のギャングが三億フランの宝石を奪強するまでを描くフィルム・ノアール。製作はユージェン・レピシェー、監督はロジェ・ピゴー、脚本はアンドレ・G・ブリュネラン、撮影はジャン・トゥルニエ、音楽はテオ・ウズエリが各々担当。出演はミシェル・ブーケ、マルセル・ボズフィ、ダニー・カレル、ベルナール・フレッソン、フランソワーズ・ロゼーなど。

あらすじ

パリの下町にあるうす汚れたオンボロ長屋に五人組のギャングがブラブラしていた。グス、ピエロ、ボゼ、アルベール、ジュリアンの五人で、ジュリアンには貧相なカフェーを経営するルルという恋人がいた。折しも近くの高層ビルの最上階で全ヨーロッパから選りすぐった宝石を集めた催しがあることを聞きつけた五人は、早速強奪計画を練り上げた。総計しめて三億旧フランの一大計画だ。五人組が完全装備に身をかため、下水道を通ってビルの地下室へ、そこから通風ダクトを二八階まで上がろうというのである。そこまではよかったが電子装置を除去する機械がこわれてしまったのだ。ボス格のグスはこの計画からさっさとおりて暗黒街の大ボス、ラファエルにこの話をもち込んだ。成算有りとこの話に乗ったラファエルはもちまえの機動力を発揮して三億フランに及ぶ宝石を全部盗み取った。ところが、である。これは電子ロックに自信をなくしたグスたちの一世一代の大芝居で、いったんラファエルに盗ましたものを今度はこちらでいただこうというわけなのだ。ルルを使ってまんまとこの計画を成功させたものの、盗んだ金庫がどうしても開かない。しかたなく、宝石商に五千万フランでその金庫との交換を申し込れた。条件は成立し、取引きとなったが、カバンの中の金はほとんどがニセ札で、本モノは僅か五百万フランにすぎなかった。三億フランから五百万フランへ。しかし、それでも気のいい五人組は笑顔で山分けした。これは次なる強奪計画への鮮やかな転身であるからだ。

1973年製作/フランス
原題:3 Milliards Sans Ascenseur
配給:東映洋画

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