ドイツ革命とリープクネヒト 未来は我らのもの

劇場公開日:

解説

一九一八年から一九年のドイツ革命を描く。製作はマンフレット・レンガー、監督はギュンター・ライシュ、脚本はミハイル・チェスノ・ヘル、撮影はユルゲン・ブラウァー、音楽はエルンスト・H・マイヤーが各々担当。出演はホルスト・シュルツェ、リュドミラ・カスヤーノヴァ、ウーテ・イルマンなど。

1971年製作/ドイツ
原題:Trotz alledem!
配給:全大阪映画サークル協議会
劇場公開日:1974年11月

ストーリー

ドイツの敗北が決定的になった一九一八年の晩秋、危険分子として投獄されていたカール・リープクネヒト(H・シュルツェ)は、彼を支持する労働者大衆の力によって釈放され、ベルリンへ向かった。ベルリンで労働者たちに迎えられ、彼は一日の休息もとらず戦いを開始した。だが腹黒いSPD(社会民主党)の連中は皇帝の側近や軍部とひそかに手を握り、大衆の目ざめと立ち上がりを食いとめようとする。武装した革命兵士たちは攻撃され、次々に処刑された。ついに一九一九年一月、リープクネヒトとカール・ルクセンブルグは暗殺されてしまう。そしてドイツ革命は挫折した。しかし、ドイツの民衆の革命的昂揚はとどまるところがない。

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