無敵のゴッドファーザー ドラゴン世界を征く

劇場公開日:

解説

世界征服をたくらむ麻薬組織と対決するスーパードラゴンの活躍を描く。製作総指揮はパル・ミン、製作はウー・ユイン・ピンとウォン・チェン・シェン、監督はウー・セイ・ユーエン、脚本はタン・ルー、撮影はチャン・シェー、音楽はチョー・フー・リャンが各々担当。出演はブルース・リャン、倉田保昭、シャーリー・コリガン、ゴードン・ミッチェル、マリア・ダインコロナート、コンサルボ・デルアルティなど。

1974年製作/香港
原題:Little Godfather from Hong Kong
配給:富士映画
劇場公開日:1974年8月17日

ストーリー

カルロ(C・デルアルティ)は麻薬を扱うマフィア・ファミリーのビック・ボス。彼には三人の息子がいた。一人は実の子カニー(M・クティーニ)そして二人の孤児、元ナチ親衛隊員の息子デューク(G・ミッチェル)、もう一人は日本人の空手使いの名手坂田(倉田保昭)である。三人は、国際警察機構が麻薬組織を撲滅させるために送り込んできた情報局員を抹殺するための殺し屋グループ“カルロ殺人公社”のトップ・メンバーでもあった。事件は、香港の空手映画スター、ワン・レーことスーパードラゴン(B・リャン)に殺人計画を邪魔されたことから始まる。ドラゴンは香港でトップの空手スターだったが“カルロ殺人公社”と関わりをもったときからつけ狙われる羽目に陥った。“殺人公社”はとても香港で彼を消すことが出来ないことを知ると、映画会社にローマで撮影する空手映画にドラゴンを主役に招く段取りをつけた。ドラゴンと末弟のストーン(M・ハイ)がローマに着くや、ここに住む次弟のワン・ユン(F・ユー)が出迎えた。その帰り道、ワン・ユンは“殺人公社”に殺され、激怒したドラゴンは弟の仇を討つことを決意する。戦いは開始され、カニーとデュークがドラゴンに倒された。ある日、ドラゴンは金髪のアイビー(S・コリガン)に命を救われた。アイビーは自ら、保険会社の社員で彼にかけられた多額の保険金を見張るよう命令されていると語った。その直後、こんどの映画で共演することになっていたイタリアの女優リリー(M・ダインコロナート)がさし出した麻薬入りのタバコを吸い込み、捕われの身となった。ドラゴンはストーンの命と引きかえに、仕方なくカルロのいいなりになったが、強敵の坂田を倒すと、激しい銃撃戦の末カルロを射殺した。イタリアに再び平和が訪れた。だが弟を失ったドラゴンの心は晴れなかった。人々はいつしかこのスーパーヒーローを“香港から来たゴッドファーザー”と呼ぶようになった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0ブルース・リャン版『ドラゴンへの道』スケールアップ版的だが....?

2024年5月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:その他、TV地上波、VOD

劇場では見損ねて後にTVとかで観て、海外(香港)版のビデオとか持っていたか?
割と近年になって、アマプラにあるのを見つけて、久々に鑑賞した(字幕は無く、画質も可成り悪いが)。

ストーリー的には現代劇で、概ねブルース・リーの『ドラゴンへの道』と似通った展開だが、敵の組織がもっと本格的な悪のシンジケートのようで、容赦無く、残忍である。
その連中の中の、悪の3兄弟の一人に倉田保昭氏が出ており、当然ながら最後の決闘の相手となるという展開であるが、そうした趣向を凝らした設定のために返って「帰って来た」に比べるとストレートな2者対決感が薄れてしまい、何か中途半端というかムリがある感じする。

リャンの弟や身の周りの仲間などにも魔の手が伸び、肝心の弟まで殺されてしまったりするので、「何のため(目的)に闘ってるんだか」だんだん分からなくなって来る気が....
本人は”無敵のゴッドファーザー”かもしれないが、誰も助けられないんじゃ、なんだかなぁである。

アクションは相変わらずだが、街中からいつの間にか雪原みたいなところに移動したり、「?」なところがあったり、武器を使うようなところよりも、格闘アクションを重点的にして欲しいところだが、全体的に散漫に思える気がするのと、肝心な見せ場と設定している街中〜雪原みたいなところで繰り広げられる闘いも、演出的にちょっと食傷気味な印象なのが残念である。

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