裸足のイサドラ

劇場公開日

解説

世界一の美女でありダンサーである、と謳われたイサドラ・ダンカンの、栄光と失意の一生をつづった愛の物語。監督は「土曜の夜と日曜の朝」のカレル・ライス。脚本はメルヴィン・ブラッグとクライヴ・エクストンの共同執筆。美術はマイケル・セイモア、撮影はラリー・ピザー、振付はリッツ・ピスク、衣裳はジョン・ブリッグスとジャッキー・ブリード、音楽はモーリス・ジャール、編集をトム・プリーストリーが担当。出演は「遥かなる戦場」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「モダン・ミリー」のジェームズ・フォックス、「墓石と決闘」のジェーソン・ロバーズ、イバン・チェンコ、ジョン・フレーザー、ベッシー・ラブ、ウラジミール・レスコバ、トニー・ボーゲル、リビー・グレンなど。

1969年製作/133分/イギリス
原題:Isadora
配給:ユニヴァーサル

ストーリー

世界一の美女、天才的ダンサーといわれたイサドラ・ダンカン(V・レッドグレーブ)は、すでに四〇代になっていた。そして今、彼女は秘書のロージャー(J・フレーザー)を相手に波乱万丈の半生記を書いていたのだった。まだ十二才で、ロサンゼルスに往んでいた頃、彼女は美と芸術のために一生を捧げようと誓いをたてた。そして初舞台を踏んだイサドラは、その異様な迫力と熱っぽさで客席を圧倒した。それは「ダンスを波に習い、音楽をそよ風に習った」という彼女の言葉そのままの、野性的な舞踊であった。その後、イサドラは、家族と共にロンドンに渡り、さらに自分の芸術の完成に情熱をそそいだ。そんな彼女に、世間はしだいに注目するようになり、イサドラの名はヨーロッパを風靡するようになった。自由奔放な生活を送るイサドラに、その頃一つの転機となる事件が起きた。その事件とは、詩人で舞台装飾家のゴードン・クレイグ(J・フォックス)と熱烈な恋に落ち入り、娘デアドリー(L・チェンバース)を産んだことだった。が、クレイグは、イサドラのもとを去った。その後、彼女は億万長者のバリス・シンガー(J・ロバーズ)、ピアノ伴奏弾きのアルマン(C・デュバレー)と恋をしたが、彼女を再び燃えたたせたのは、一九二一年、ソ連に渡った時めぐりあったセルゲイ・エセーニン(I・チェンコ)との、恋であった。輝かしいソ連での成功のあと、イサドラとエセーニンは、彼女の故国アメリカに向った。が、アメリカの大衆は、二人を冷やかに迎え、やがて、エセーニンは彼女から去っていった。……回想していたイサドラは、ホテルの窓から、男性的なドライバー、ブガッティ(V・レスコバール)をかいまみて、心魅かれた。数日後、パーティでブガッティをつかまえたイサドラは、彼のオープン・カーに乗りこんだ。車が走り出した時、イサドラは立ちあがりパーティの連中に「さよなら」と呼びかけた。次の瞬間、彼女の首に巻いた赤いスカーフが、車輪にまきこまれ、彼女の首をしめていった。それが、イサドラの最期だった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第26回 ゴールデングローブ賞(1969年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(ドラマ) バネッサ・レッドグレーブ
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映画レビュー

4.0女神

2022年8月13日
Androidアプリから投稿

1968年の英仏映画

晩年のイサドラ・ダンカンと
彼女が自伝のために回想する人生を映像化した

無垢みたいだった彼女が歳月と男性により
変化していくのが興味深かった

名声も得て パトロンの潤沢な支援を受け
思うがままの生活もしてみたが
人前では踊らなくなった彼女を
天は許さない、とばかりに子供は失われる

やはり踊りは追求、深化させようとするから
招待されたロシアと恋人の影響は受け
米国では非難される

レッドグレイヴは長身で手足が長く
モダンダンスの始祖にうってつけでした
美女だけど色気があまり感じられないようなところも
かえって神々しかった

ダンカンに〈ペンタクルのキング〉と評された
大パトロンのシンガーは彼女に何を見たのでしょうか

彼を演じたジェイソン・ロバーズはやはり存在感がありました

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jarinkochie
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