尼僧白書

劇場公開日:

解説

修道院という抑圧された世界を舞台に修道女たちの心の葛藤を描く。監督はダリオ・ドナティ、脚本はアントニオ・ボニファチオ、原作はフランソワ・ディデロ、撮影はアリスティデ・マサチェシが担当。出演はエヴァ・クリマルディほか。

1986年製作/イタリア
原題または英題:Convert of Sinners
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:1987年9月26日

ストーリー

女性の立場の弱かった時代。子供の立場はさらに弱い。スザンナ(エヴァ・クリマルディ)は、父親の欲望をまどわせたという理由で、彼女の肉体には悪魔がいるとみなされ、修道院に入れられてしまう。美しいスザンナは、修道院に入るとすぐ修道院長に気に入られ、生活は別の意味で苦しいものだった。彼女に嫉妬の炎を燃やすシスター・テレサは彼女に陰湿にせまった。男と接する機会のない修道女たちは、女同士でなぐさめ合ったり、下働きの男の部屋に忍び込んだりしていた。うんざりしていたスザンナを、若い、修道僧のモレルが救うのだった。

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