ユリシーズ(1982)

劇場公開日:

解説

ジェームズ・ジョイスの「ユリシーズ」を自由に翻案し、様々な映画言語で語る。製作・脚本・監督は「ラガド」(77、未)のヴェルナー・ネケスで、ジョイスのほかにホメロスの「オデッセイアー」、ニール・オラムの24時間演劇「ザ・ワープ」を下敷きにしている。撮影はベルント・ウプンモア、音楽はアンソニー・ムーアとヘルガー・シュナイタ。出演はアーミン・ヴョルフルほか。主な登場人物は英国人旅行者フィル・マスターズ(ラッセル・デントン)とドイツ人写真家ユリ(アーミン・ヴョルフル)、そしてユリのモデルであり愛人でもあるらしいタベア(タベア・ブローメンシャイン)の三人である。全体はジョイスの原作と同じく18のエピソードに分かれ、写真家ユリの冒険は映画前史より現代までの映画発達史へとつながってゆく。日本語版字幕は西嶋憲生。カラー、35ミリ・スタンダードの16ミリ版。

1982年製作/西ドイツ
原題:Uliisses
配給:イメージフォーラム
劇場公開日:1987年3月14日

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