すべて売り物
劇場公開日:1978年9月14日
解説
アンジェイ・ワイダ監督の代表作「灰とダイヤモンド」で主演しポーランド映画界のスターになり67年に事故死したズビグニエフ・チブルスキへの追悼の意をこめて、彼の生前の友や恋人らが波についての映画を撮ろうとする試み自体を構成した映画。監督・脚本はアンジェイ・ワイダ、撮影はヴィトルド・ソボチンスキ、音楽はアンジェイ・コジンスキが各々担当。出演はベアタ・ティシュキエヴィッチ、エルジビエタ・チゼウスカ、アンジェイ・ワピツキ、ダニエル・オルブリフスキなど。
1968年製作/105分/ポーランド
原題または英題:Wszystko na sprzedaz
配給:カトル・ド・シネマ
劇場公開日:1978年9月14日
ストーリー
映画の撮影現場。監督のアンジェイ(アンジェイ・ワピツキ)は一人の俳優の到着を待っていた。しかし彼は姿を見せない。他のシーンを撮りながら、一同は彼を待った。仕事が終わると俳優たちはパーティに集まり、ハメをはずして遊園地にくり出した。女優の一人エルジビエタ(エルジビエタ・チゼウスカ)は、相変わらず姿を見せない俳優の妻でもあるが、ある日、エルジビエタは彼の昔の恋人だったベアタ(ベアタ・ティシュキエヴィッチ)とドライヴに出かけ、その途中、ラジオのニュースで彼が列車事故で死んだことを知った。この突然の事故で監督や共演者たちはそれぞれ悲しみを秘めて、彼に関する思い出などを回想するのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- アンジェイ・ワイダ
- 脚本
- アンジェイ・ワイダ
- 撮影
- ヴィトルド・ソボチンスキ
- 音楽
- アンジェイ・コルジンスキ
- 字幕監修
- カトル・ド・シネマ
- 欧日協会