モンタナ(1950)

劇場公開日:

解説

西部活劇作家アーネスト・ヘイコックスの原作を、「セントルイス」と同じくウィリアム・ジャコブスが製作、レイ・エンライトが監督、カール・フロイントが撮影、アレクシス・スミスが主演する色彩西部劇1950年作品。脚色には同じく「セントルイス」のジェームズ・R・ウェッブが、ボーデン・チェイス、チャールズ・オニールと協力している。音楽は「死の谷」のデイヴィッド・バトルフ。主演はアレクシス・スミスに対して「戦場を駆ける男」のエロール・フリン、更に「天国と地獄」のS・Z・サコール、「セントルイス」のダグラス・ケネディ、「テキサス警備隊」のジェームズ・ブラウンらが助演。

1950年製作/76分/アメリカ
原題または英題:Montana
配給:ワーナー日本支社
劇場公開日:1952年4月24日

ストーリー

1879年のモンタナは牛飼いが絶大な権力をもち、羊飼いたちは容赦なく射殺された。羊の大軍を運んできたモーガン・レイン(エロール・フリン)はこの有様を見て秘かにハンボルトの町に忍び込み、女牧場主マリア・シングルトン(アレクシス・スミス)と知り合って、彼女の許婚者ロドネイ(ダグラス・ケネディ)が顔役として牛飼いを牛耳っている事実を知った。モーガンとマリアが親しみを増すにつけ、ロドネイは嫉妬したが、モーガンはひるまずマリアと図って土地を手に入れようとした。計画が成功しかかった時、モーガンが羊飼いであることがばれ、父と兄を羊飼いとの闘いに失って以来まったく羊飼い嫌いになっていたマリアは大いに怒った。モーガンは町を追い出されたが、ロドネイに圧迫されている小牧場主を糾合して、羊飼いの勢力を伸長させることを決意した。この結果、牛飼い派と羊飼い派はまったく対立、モーガンが強引に羊群の移動を決定した時、ロドネイ一味は数千の牛群れを乱走させて羊を皆ごろしにする計画を立てた。間一髪モーガンは羊を回避させたがここに両派の大決戦が起こり、牛の乱走によって却ってロドネイがふみ殺された。モーガンを先頭に羊群が町へ入ってきた時、マリアはその面前に立ちふさがってモーガンに発砲した。しかしこの1弾で彼女の怒りは消え、倒れたモーガンに向かってマリアは駆け寄ったのであった。

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