メイド・イン・パリ

劇場公開日:

解説

「ケイン号の叛乱」などのスタンリー・ロバーツのシナリオを「フロリダ万才」のボリス・シーガルが監督したおしゃれコメディ。撮影は「いそしぎ」のミルトン・クラスナー、音楽は「ラスベガス万才」のジョージ・ストールが担当した。出演はアン・マーグレット、「予期せぬ出来事」のルイ・ジュールダン、TVディレクターのリチャード・クレンナ、「チャップマン報告」のチャド・イベレット、「マンハッタン物語」のイーディ・アダムス、「男性の好きなスポーツ」のジョン・マクギバー、マルセル・ダリオなど。製作は「フロリダ万才」のジョー・パスタナック。

1965年製作/アメリカ
原題または英題:Made in Paris
配給:MGM
劇場公開日:1966年3月5日

ストーリー

マギー(アン・マーグレット)は、ニューヨークのトップ・モードの店のファッション買付助手として第一線に立っている。派手な仕事に似ず志操堅固で、彼女に首ったけの店主の御曹子テッドをやきもきさせていた。ある日、彼女は店主に呼ばれ、パリへ買付けに行くように言われた。パリの一流デザイナー、マール(ルイ・ジュールダン)が発表するものの買付けをするという重大な仕事だった。というのも買付主任チェイス(エディ・アダムス)が突然結婚したからだ。マギーは彼女から色々注意をうけ、昇進のチャンスと、張り切って出発したが、テッドは愛する彼女が誘惑の都パリに行くとあって気が気でなく、友人でパリ駐在の新聞記者ハーブ(リチャード・クレンナ)に彼女のことを頼みこんだ。マールは、チェイスの代わりにマギーが来たことを怒り、ファッション・ショウの招待券もくれない。ニューヨークの店では大あわて、すぐにハネムーン中のチェイスをパリへ飛ばし、テッドもマギーの危機とばかりパリへ駆けつけた。さて、パリの会場では、マギーがモデルを装って裏口から入ろうとして捕まり、あわやというところをマールに救われた。彼はマギーを気に入った。契約も成立した。彼女はマールと意気投合、パリの楽しさに浸っている時、テッドが現れて大いにやきもちをやき、マールと殴り合いを演じる始末。彼女は悲観して姿をくらました。一同は心当りを探し回った。その頃、マギーはハーブと酒場を渡り歩いたあげく彼のアパートに担ぎこまれた。やがてそこへテッドとマールが駆けつけたが、マールが相手ではかなわないと、淋しくテッドは立ち去った。マールは「ぐずぐずしていると彼を失うぞ」とマギーに忠告した。テッドへの愛に目覚めた彼女は、その後を追った。

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