ママは二挺拳銃

劇場公開日:

解説

リチャード・エメリー・ロバーツの原作をオスカー・ソウルとセシル・ダン・ハンセンが脚色、「北海の果て」のヴィンセント・シャーマンが演出した西部コメディー。撮影はエリス・W・カーター、音楽はジェラルド・フリードが担当。出演するのは「ひとこと云って」のデビー・レイノルズ、「G・I・ブルース」のジュリエット・プラウズなど。製作はジャック・カミングス。

1961年製作/アメリカ
原題または英題:The Second Time Around
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1962年2月10日

ストーリー

1911年。夫に死別したルクレシア(デビー・レイノルズ)はアリゾナのチャーリービルに仕事を求めて降り立った。ところが期待していた友人はガン・ファイトで殺されていた。仕方なくアジーの牧場へ頼み込んで女カウボーイになった。隣のカウボーイ・パット(アンディ・グリフィス)はそうしたルクレシアにぞっこんのご執心。町の伊達男ダンも恋人のリナ(ジュリエット・プラウズ)を放ってルクレシアに近寄る始末。保安官のジョンは町の治安より私腹を肥やすのに多忙な悪漢である。町の人々は恐ろしがって手を出さないがルクレシアは平気でやりこめてしまった。かねがねジョンの非道を見かねていた町の人々はルクレシアを女保安官に推すことになった。やがて選挙に破れたジョン一味はある夜銀行を襲撃、おまけにルクレシアをさらって行った。パットたちは追跡団を組織し、リナがダンサーに化けてジョンたちの目をくらまし壮絶な拳銃戦の果て一味を掃滅した。数日後、ルクレシアが東部に残した子供たちが列車で到着するのを迎えるルクレシアとダンの姿があった。

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