ターザン魔法の泉

劇場公開日:

解説

ジョニー・ワイズミュラーに次ぐ10代目のターザン、レックス・バーカー(「ミネソタの娘」)の初登場映画。製作は例の通りソル・レッサーの1949年作品。「夜の悪魔」のカート・シオドマクと「ジョルスン物語」のハリー・チャンドリーが共同で脚本を書き、新人リー・ショレムが監督した。撮影は「ターザンと豹女」のカール・ストラッス。レックス・バーカーをめぐって「絶海のターザン」のブレンダ・ジョイス、「永遠のアンバー」のアラン・ナビア、「コマンチ族の怒り」のチャールズ・ドレイク、「頓馬と金髪娘」のアルバート・デッカーらが共演する。

1949年製作/アメリカ
原題または英題:Tarzan's Magic Fountain
配給:RKO日本支社
劇場公開日:1953年1月3日

ストーリー

ジャングルの中で平和に暮らしているターザン(レックス・バーカー)とジェーン(ブレンダ・ジョイス)は、20年前に世界一周の途中行方不明となった女流飛行家グロリア・ジェイムズの遺品を発見した。2人が町へ出てみると、グロリアの許婚者であったダグラス・ジェサップが無実の罪に問われ、彼女の証言を待ちわびていることが判った。ターザンは、グロリアが秘境“緑の谷”で保護されていることを知っていた。そこの住民はまったくく外部との交渉を断っていたが、ターザンは集落の指導者を説得してグロリアを連れ出した。彼女は谷の霊泉のため20年前の若さを保っていたが、それを見た町の商人たちは早速部下を泉に差し向けて水を盗もうとした。集落民たちは火箭の集中攻撃でこれを全滅させたが、これはターザンが秘密をもらしたためと思い込んだ。一方英国に帰ってダグラスを救ったグロリアは霊泉の効力を失って老けてしまったので、ダグラス共々「緑の谷」で暮らそうと帰ってきた。しかしターザンは一行に悪人たちがしたがっているのを見て道案内を拒否、彼らはジェーンに道案内を頼んだ。後をつけたターザンはひそかにダグラス夫妻だけを谷に導いたが集落民はターザンを縛り上げた。チータの助けで逃れた彼は、ジェーンらが攻撃を受けているのを発見、悪人たちに殺されかけたが 、やっとジェーンだけを救いだし、急流に身を躍らせて逃れた。

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