0の決死圏

劇場公開日:

解説

竹のカーテン内でくり展げられるスパイ・アクション。「許されざる者(1960)」のベン・マドウの脚本により、「ナバロンの要塞」「マッケンナの黄金」のJ・リー・トンプソンが演出した。製作は「ナポレオン・ソロ」でエミー賞を得たモート・エイブラハムズ。音楽は「猿の惑星」のジェリー・ゴールドスミス、撮影は「わが命つきるとも」のテッド・ムーアがそれぞれ担当している。出演は「マッケンナの黄金」のグレゴリー・ペック、「女狐」のアン・ヘイウッド、「侵略」のアーサー・ヒルの他、毛首席にアメリカ2世の舞台俳優コンラッド・ヤマが扮している。

1969年製作/101分/アメリカ
原題または英題:The Chairman
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1969年7月23日

ストーリー

アメリカのノーベル賞科学者ジョン・ハサウェー博士(グレゴリー・ペック)は、シェルビー中将(アーサー・ヒル)の命により、旧師リー教授(ケイ・ルーク)に会いにいくことになった。それは、中国にいる教授が発見した驚くべき酵素の秘密を教わる為だった。博士は恋愛中のケイ・ハナ教授(アン・ヘイウッド)との別れを惜しみつつ中国へ向かった。香港の美女チン・リン(ジーニア・マートン)とのからみによって博士は竹のカーテン内に潜入可能となった。そして、イン保安部長(エリック・ヤング)に伴われた博士は、リー教授の娘で科学者のチュー(フランシスカ・ツー)に会い次いで毛首席(コンラッド・ヤマ)と面談した。毛首席との約束に基づき、博士はチューとともに教授の研究を手伝うことになった。やがて博士とチューの間に相ひく感情がめばえた。その間の事情は、博士の頭蓋骨に仕こまれた無電器で逐一シェルビーに伝えられていた。そのうち、リー教授の死という大事件が起こり、博士の身が危うくなった。チューから酵素に関する極秘のマイクロフィルムを渡された博士は、インの追撃を逃れソ連国境へ向った。そしてソ連側の警備隊の援助によって、博士は無事脱出することができた。

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