スパイダーマン(1977)

解説

実験中誤って、放射能を浴びたクモに咬まれたことから特別の超能力を身につけることになる青年が、その能力を利用して活躍するスーパー・ヒーロー物語。製作総指揮はチャールズ・フライズとダニエル・R・グッドマン、製作はエドワード・J・モンターニュ、監督はE・W・スワックハマーー、脚本はアルヴィン・ボレッツ、音楽はジョニー・スペンス、編集はアーロン・ステル、美術はジェイムズ・ハルシー、衣裳はフランク・ノヴァック、スクリプト・コンサルタントはスタン・リーが各々担当。出演はニコラス・ハモンド、デイビッド・ホワイト、マイケル・パタキ、リサ・エイルバッチャー、テイヤー・デイビッドなど。

1977年製作/アメリカ
原題:Spider-Man

ストーリー

大都市ニューヨーク。高名な医者と弁護士が銀行を襲い、その直後、車を激突させて死ぬという事件が起きた。混乱する警察に追いうちをかけるように市長宛の脅迫状が届く。内容は5千万ドル支払わないと、市民を次々と自殺させるというものだった。一方、同じニューヨークに住む青年ピーター(ニコラス・ハモンド)は、大学の研究室で実験中、放射能を浴びたクモに咬まれ、そのことが彼に超能力を与えることになる。天井や壁にはり付く能力、危険を予知する能力を持ち、特殊な粘液を作り出し、特別なコスチュームを考案したピーターはスパイダーマンとして行動を開始する。そんなおり、再び事件が起きた。地位のある、有名な教授が、以前と同じように銀行を襲った後、車を激突させてしまったのだ。スパイダーマンの怪力を使って教授を救い出したピーターは、犯人が人の心を自由に操作できる者であることに気づく。駆けつけた教授の娘ジュディ(リサ・エイルバッチャー)に事件の前の教授の様子を聞くと、バイロン(テイヤー・デイビッド)という正体不明の男が関係していたことがわかる。バイロンの家では、不思議なバッジをつけた十数人の男女が何かに憑かれたようにバイロンの話しに聞き入っていた。意を決したピーターは、バイロンを訪ねて会員になり秘密を探ろうとするが、逆に機械による催眠術で操られてしまう。やがて犯人の指定通り市長が金を支払う時刻が近づいたが、ピーターは無意識状態で、エンパイヤー・ステートビルから飛び降りようとしていた。しかし、胸のバッジが金網に引っかかり、はずれた瞬間、正気を取り戻す。スパイダーマンに変身し、人々を救おうとバイロンの本拠へ乗りこんで、バッジに催眠作用を送っていた通信機をこわし、自殺しようとしていた人々を助けるのだった。

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