スパイがいっぱい

劇場公開日

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解説

ジェームズ・リーザーの原作「忘却へのパスポート」を「原子人間」のヴァル・ゲストと「空中ぶらんこ」のウルフ・マンコウィッツが共同で脚色し、ウルフ・マンコウィッツが自ら監督したスパイもの。撮影は「血の河」のアーサー・グラント、音楽はマリオ・ナシンベーネが担当した。出演は「レディL」のデイヴィッド・ニーヴン、「柔らかい肌」のフランソワーズ・ドルレアック、他にジョン・レ・メシュリエ、エリック・ポールマン、リチャード・マーナー、ポール・スタッシノ、ジョージ・マイケルなど。製作は「カイロ作戦命令」のスティーヴン・パロスとヴァル・ゲストが共同であたった。

1965年製作/アメリカ
原題:Where the Spies Are
配給:MGM

ストーリー

イギリスの軍情報部長マクギリブレイ(ジョン・レ・メシュリエ)は、彼の部下である中東派遣の秘密工作員が、「詳細は後報」との電報を最後に消息を断ったのが気がかりであった。何としてもその工作員がつかんだ情報を、知らなければならない。マクギリブレイは、第2次大戦中、情報部の手伝いをしていて、今は外科医のラブ(デイヴィッド・ニーヴン)を探し出し、強引に説得した、ラブに大任を託した。ラブはローマ空港で、初めて見知らぬ仲間で、ファッション・モデルのビッキ(フランソワーズ・ドルレアック)と会った。だが、思わぬ美人のお相手に手間取っている間に、彼が乗るはずだった飛行機は離陸してしまい、その直後、その旅客機が爆発してしまった。ラブは、初めて、自分が任された仕事が危険なものであるかを知った。やがて、ベイルートに着いたラブは、行方不明の諜報員ロザーのとまっていたホテルの部屋に忍び込み、ちょうど来合せた味方の諜報員パーキントンとともに、問題の情報を手に入れた。それによると、敵側は、新英派のザーロフ公をレバノン訪問中に暗殺し、中東におけるイギリスの石油条約を一気にご破算に持ち込もうとしていたのだ。翌日、ザーロフ公の公式訪問が行われた。ラブは、ザーロフ公めがけて発砲しようとした男を発見し、間一髪、弾をそらせた。だが、この弾が、近くの老人を傷つけ、犯人と間違われたラブは、群衆に追われた。このラブを助けたのが、敵方のヘリコプターであった。ラブは連日、敵方の激しい尋問にあった。その頃、ロンドンでは、マクギリブレイが、ラブが敵方に捕まったという情報を得て、ラブ救出に乗出した。ラブの苦しまぎれの偽証も、2重スパイであったビッキの証言で見破られ危機一髪。しかし、ラブの機転とラブへの愛に目ざめたビッキの活躍で、ラブは、マクギリブレイの救出作戦に救われた。今ではラブは、2重スパイとして死んでいったビッキの死が悲しく痛ましかった。

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