ザンバ(1949).

劇場公開日:

解説

製作を担当したモーリス・H・コーンが自ら書下したストーリーを、女流ライター、バーバラ・ウォースが脚色、「ジャングル・ジム」のウィリアム・バークが監督した1949年作品。ジェイムス・ブラウン・ジュニアが撮影、ラオール・クロウシャーが音楽を担当する。「アラビアン・ナイト」のジョン・ホール、「それがスピリット」のジューン・ヴィンセントが主演し、ジョージ・クーパア、ジェーン・ナイ、ボー・ブリッジスらが助演。

1949年製作/75分/アメリカ
原題:Zamba
配給:松竹映画
劇場公開日:1951年3月20日

ストーリー

ジェニー・ダンカン(ジューン・ヴィンセント)は、ナイロビのアメリカ領事館にいる妹のキャロル(ジェーン・ナイ)を訪ねるため、6歳になる子供のトミー(ボー・ブリッジ)を連れてベルギー領コンゴの上を飛んでいた。機が故障して二人はパラシュートで降りたが、途中別れ別れになって、彼女はジャングルに着陸し、ライオンやハイエナや豹に脅かされて意識不明になっているところを、動物収集家のスティーヴ・オマロイ(ジョン・ホール)とダッグ・ドレイガー(ジョージ・クーパー)に救われた。一方トミーは頭に傷を受けたところを、ジャングルに棲む大ゴリラ・ザンバにみつけられ、その巣に運ばれた。ザンバはつねにトミーを野獣の攻撃からまもってやり、かれはチンパンジーやライオンを友達として楽しい毎日をおくることになった。ジェニーらの一行はジャングルの中をトミーを求めて歩きまわった。ある日、スティーヴはザンバをみつけたが、ザンバは逃げてしまった。トミーはジャングルの中でジェニーに出会ったが、母であることを忘れて逃げ出した。彼女はそれを追ってザンバが棲んでいる絶壁の洞窟まで迫った。ザンバは彼女を敵と思いこんで飛かかったが、その瞬間トミーは母を想い出し、二人はひしと抱き合った。

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