虐殺の河

劇場公開日:

解説

ソル・レッサーの息子ジュリアン・レッサーとフランク・メルフォードが製作した1949年度西部劇で、「コロラド」のルイス・スティーヴンスが脚本を書き卸し、「アラビアン・ナイト」のジョン・ローリンスが監督した。撮影はジャック・マッケンジー、音楽はリュシエン・モラウェックとジョン・レイポルドの担当である。主演はガイ・マディソン、「彼女は二挺拳銃」のロリー・カルホーン、キャロル・マシューズ、「荒野の決闘」のキャシー・ダウンズで以下、「悪名高きテキサス人」のジョニー・サンズ、「勇者のみ」のスティーヴ・ブロディとアート・ベイカーらが助演する。

1949年製作/アメリカ
原題:Massacre River
配給:映配
劇場公開日:1952年8月21日

ストーリー

南北戦争が終わりを告げた頃、インディアン居住地区と境を接した騎兵隊の中に、3人の親友将校がいた。下士官出身のラリィ(ガイ・マディソン)、東部名門の息子フィリップ(ロリー・カルホーン)、連隊長の息子で陸士を卒業したばかりのランディ(ジョニー・サンズ)である。ラリーとフィルは共にランディの妹キティ(キャシー・ダウンズ)を愛していたがキティはラリーを選び2人は婚約した。ところがその後ラリーはバーク・キムバーの経営する賭博場の名物女ローラ(キャロル・マシューズ)と知り合い、互いに心惹かれるようになった。しかしキムバーがローラを傷つけようとした事からラリーは彼を殺してしまい、軍籍を捨てざるを得なくなった。ローラも後を追い2人は新生活を求めてコロラドに去った。ランディは妹キティを捨てたラリーの不実を怒って後を追い決闘を挑むが、ローラはラリーをかばおうとしてランディを殺してしまった。一方フィルはラリーがランディを殺したと信じて追跡し、決闘をはじめるが、これを白人の野牛狩と勘違いしたインディアンの襲撃を受けた。ローラはインディアンの弾丸を受け、ランディ殺害を告白しつつ恋するラリーの腕の中で死んだ。かくて孤独のラリーは西部開拓に新生活を求めてひとり旅立ち、キティはフィルに抱かれることになったのであった。

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