想い出よ、今晩は!

劇場公開日:

解説

メルヴィン・フランク、シェルドン・ケラー、デニス・ノーデンの3人の脚本を「お熱い出来事」のメルヴィン・フランクが製作・監督した喜劇。撮影は「夏の夜の10時30分」のガボール・ポガニー、音楽は「ミラノの銀行強盗」のリズ・オルトラーニが担当している。出演は「お熱い出来事」のジーナ・ロロブリジーダ、「ローマで起った奇妙な出来事」のフィル・シルヴァース、「君は銃口/俺は引金」のピーター・ローフォード、「インディアン狩り」のシェリー・ウィンタース、フィリップ・ルロワなど。

1968年製作/アメリカ
原題:Buona Sera, Mrs. Campbell
配給:ユナイト
劇場公開日:1969年6月10日

ストーリー

イタリアンの田舎町サン・フォリノに、第2次大戦中この地に進駐していたアメリカ軍が訪れたというので、町中はわきかえっていたが、カール・キャンベル夫人(ジーナ・ロロブリジダ)だけはあわてていた。彼女は戦争中、3人の米兵と恋の火遊びを楽しんで娘ジアを生んだが、体面をつくろうため、架空人物キャンベル大尉がジアの父であるとし、大尉は戦死したことにしていた。そして彼女は、戦後アメリカへ帰った3人の米兵をそれぞれ父であることにし、毎月金をとっていた。3人の米兵とは、ブラドック(テリー・サヴァラス)、ヤング(ピーター・ローフォード)、ニューマン(フィル・シルヴァース)だった。一行が到着する前にカーラは町を出ようとしたが、情人のビットリオにひきとめられ残った。一方ジアは父の友人に会わせてやろうとの親切心からのビットリオの連絡で帰ってきた。カーラはさらに狼狽した。ついに旧軍人たちが到着した。妻のシャーリー(シェリー・ウィンタース)を観光旅行のバスに乗せ、ニューマンはカーラの家へ。ほかの2人もそれぞれに妻をまいてカーラの家へ。カーラはジアを観光旅行に行くバスの通訳として送り出し、3人の父親たちと会った。ところが、旅行先の銀行でジアは事実を知ってしまった。幻滅を感じたジアは家出をした。が途中、自動車事故を起こし入院。病院に駆けつけた3人のアメリカ人とその妻たち。すべてのカラクリが暴露されてしまった。しかしビットリアの口車にのせられ、すべてを許すようになってしまった。一行はアメリカに帰っていった。町にはまた静かな日々が訪れた。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第26回 ゴールデングローブ賞(1969年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ジーナ・ロロブリジーダ
最優秀主題歌賞
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