インディアン渓谷

劇場公開日:

解説

「タルサ」のウォルター・ウェンジャーが製作した1946年度テクニカラー活劇で、サタディ・イヴニング・ポスト誌所載のアーネスト・ヘイコックスの同名の小説から短篇作家出身のベテラン、アーネスト・パスカルが脚色、「ベルリン特急」のジャック・ターナーが監督している。撮影はエドワード・クロンジェガー、音楽は「荒鷲戦隊」のフランク・スキナーが監督する。「潜航決戦隊」のダナ・アンドリュース、「タルサ」のスーザン・ヘイワード、イギリスから呼ばれたパトリシア・ロック(「情炎の島」)、「落日の決闘」のブライアン・ドンレヴィを中心に、「情熱の狂想曲」のホギー・カーマイケル、アンディ・デヴァインやワード・ボンドら西部劇の常連が助演する。

1946年製作/アメリカ
原題または英題:Canyon Passage
配給:セントラル
劇場公開日:1951年11月20日

ストーリー

1856年、オレゴン州ジャクスンヴィルの町でよろず屋を始めたローガン・ステュワアト(ダナ・アンドリュース)は、ルシイ・オーヴァマイア(スーザン・ヘイワード)を愛していたが、彼女が親友のカムローズ(ブライアン・ドンレヴィ)と婚約したのを知ると、移住者ベン・ダンス(アンディ・デヴァイン)の友人キャロライン(パトリシア・ロック)に求婚した。たまたまカムローズは殺人事件にまきこまれ、人々は彼を私刑にしようとしたが、それを押し止めたのはローガンであった。町でローガンに敵対するハニイ・ブラッグ(ワード・ボンド)はインディアンをそそのかし、町を襲おうとした。ローガンらは直ちに防衛団を組織し、敵を迎えうったが、血に狂ったインディアンはカムローズを殺し、幾多の移住者を惨殺し、ローガンの店を焼き払った。身をもって難を逃れたキャロラインは、この事件ではじめてローガンの本心がルシイにあることを知り、身を退いた。はじめて結ばれたローガンとルシイは、自由を求めて更に西、サンフランシスコへと旅立っていった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第19回 アカデミー賞(1947年)

ノミネート

主題歌賞
詳細情報を表示

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く