劇場公開日 2013年3月9日

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愛、アムールのレビュー・感想・評価

全52件中、21~40件目を表示

3.5すごい

2017年5月27日
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夫婦役の2人の演技がリアルですごいです。
夫婦の愛てすごい。それでいて切ない。気持ちは沈みますがいい映画だと思います。

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LalaLa

5.0最後のスタッフロールにも驚かされました

2017年3月18日
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ボケ山田ひろし

3.0他人事じゃない

2016年5月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

日本でも年々増え続けている(老老介護)の現実。

老老介護関連の事件も近年、増え続けていますよね。

他のレビュアーの方も記載されていましたが、こういう映画やドキュメンタリーを見る度に決まって思うのですが、完全に治せない病や症状が改善しない病を、患ってしまった方には(本人自らが希望した場合にのみ)「尊厳死」という選択肢があった方が良いと思ってしまいます。

私個人の考えですが、もし自分が誰なのかも・親族の誰ひとり分からなってしまった場合に、その人達の負担になって迄、生き続けたいとは、私自身には、どうしても思えないからです。

老老介護を苦にした心中事件や、完治出来ない重病患者の方々の自殺等、後を絶たない悲惨な事件の(ニュース)数を見ても、この問題の深刻さは、明らかですよね。

勿論、自分の親族や大切な人達に出来る限り、寿命を全うして欲しい気持ちはありますが、上記に書いた通り、もはや己が誰なのか自分で自分が分からなくなる=自分である(意識)がなくなる事を意味するので、そうなってしまう前に・若しくは、そうなってしまった場合には「尊厳死を希望します。」と予め親族や医師の方に伝えておく・記しておく等、日本でも「尊厳死」(という制度・選択)を認められる日が来て欲しいと、この映画を観て改めて思いました。(あくまでも、私個人の考えです。)

色々と考えさせられる映画でした。

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おりこう

3.53.6

2016年4月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

幸せ

非常に悲しく美しい愛の物語。こういう映画を観たあとは本当に寂しい気持ちになるから、寝る前に観たい。
映画の冒頭に最後のシーンが流れて、とんでもないネタバレだな、と思ったけれど、その後オチが読めていても十分満足できた。ネタバレしていても観ごたえのある映画こそ、本物だと思う。

フランス映画の良さもたくさんあった。独特の間が気持ちを落ち着かせたり、不安にさせたりする。最後の静かなままエンドロールになり、そのまま終わるのはなんとも言えないしっとりした感じだった。

突然病気になり日に日に悪化していく妻を夫が介護する、老老介護の話。
でもこの映画は老老介護がテーマではなく、愛(アムール)がテーマ。
この映画で扱い愛はとても悲しいものだった。美しいか美しくないで意見が割れるだろうけど、ぼくは美しい愛だと思った。

人間には生きる権利がある。よって死ぬ権利もある。だから苦しみ続けるより死を選ぶのは良く分かる。それを否定して権利を奪うのは周りの人間のエゴだとぼくは思っていた。だから延命治療なんてものは全く賛成できなかった。(病気や事故は別)老化による死から逃げるのは醜いものだと思っていた。
その考え方をもう一度考えさせられた。ただ1つ言えるのは、人間には生きる義務はないということ。

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onaka

4.5悲哀

2015年7月6日
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泣ける

悲しい

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Y.N.W.A 1892

2.5真実の愛とは

2015年5月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

苦しくて決して美しくはない物語、それを優しく静かに見つめる視点。Haneke監督らしい世界観だったかなと思う。しかしこれといって秀逸ではなかった。もしくは自分にはわからない、積み重ねられた年月、深い愛、苦しみ。Hanekeが大好きな人か、ご年配の方にこそオススメなのかも。

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ちかし

4.0自分に置き換えて観てしまった

2014年12月29日
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泣ける

自分が結婚する人は、最期まで面倒を見たいと思える人がいいと思った。
この人のオムツなら、喜んで変えると思えるような人と。

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SS

3.5そこに至るまでの過程

2014年10月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

幸せ

観ているほうが息苦しさを覚えるほどに、夫の切実な心の葛藤と苦しみが静かに流れる二人の日々に蓄積されていくのがわかる。
肉体の死が先で次に記憶の中から消え去る魂の死がくるとはよく言ったものだが、それは何もその人が亡き後とは限らない。
愛とは残酷で儚い面も背中合わせなのだと思わざるおえない。
誰もが避けられない老いと死だけではない、美しい夫婦愛だけでもない、
静寂な作品の中に投げかけられた愛の重み。
(3.7点)

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sonje

5.0静かで美しい

2014年9月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

人を愛するとは何なのか
当たり前の日々が静かに崩れていく
現実でもあり得る物語が怖ささえ感じさせる
エンドロール後に一滴の涙が落ちた

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ユンケル

5.0積み上げられた夫婦のかたち

2014年4月19日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

この老いた夫婦の始まりにも終わりにも、すべてに Amour(愛) こそがあったのだと苦しいほどに知る。
儚さも醜さも愛おしさも。生を減らしゆく妻のそれらをまざまざと突きつけられ続けながら、尚も手離すことはしなかった夫。そこに何らも美しさは無い。あるのは老いきった二人の姿だけである。
けれどもそれはいつしかひとつの夫婦の“終焉のかたち”として、胸の痛むほどに私達へと迫ってくる。

全てを見終えたとき初めて、このタイトルの意味深さに気がついた。

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ゼン

4.0至高の愛情

2014年3月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

良質な作品である。
『白いリボン』や『ピアニスト』で知られるミヒャエル・ハネケの集大成。70歳でも現役の映画監督というから驚きだ。今回の作品は70歳を迎えた彼だからこそ撮れる作品なのだろう。
また、ジョルジュ役には『男と女』のジャン=ルイ・トランティニャン。『男と女』の公開から半世紀も経つのかと思うとそれだけで"人生とは"と考えさせられる。語らずして愛を語る男として右にでるものはいないトランティニャンだが、本作品でも表情や沈黙で観客に語りかける。しかし、彼の考えていることの全てを理解することは不可能だと感じた。ジョルジュがアンヌに対する感情は、他の何者にも理解できない深い深い愛情だからだ。

静かな二人の老後の生活を作品全体の空気感で表現している。
カットの少ない演出は、観客をじりじりと二人の世界観へと引きずりこむ。残酷なまでにリアリティを追求し、苦しくも美しい作品だ。
美しさ、儚さ、愛おしさ、それだけでは表現できない、大きなテーマがちりばめられている。人生、愛、そして死。誰もが直面する逃げられない運命を真正面から描いており、ワンシーンワンシーンに胸打たれる。
自分の死を受け入れることと、他人の死を受け入れること。ジョルジュとアンヌのそれぞれの瞳に映る現実を通して"死"の存在を考えさせられた。

人生の節目節目で見返したい作品である。

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pullus

4.5こんな愛し方を人はできるのでしょうか。

2014年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

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rocko

4.0いい映画

2014年2月27日
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泣ける

悲しい

人生の終焉を静かに見つめた深淵な人間ドラマだれもが身につまされる内容である

ラストはあっさりと終わってしまいます
非常に重いテーマで平凡なハッピーエンドになるはずがない作品ですが鑑賞後ある種の感動が心に静かな余韻となってしばし残りました

いや〜いい映画だった!

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s_k

4.0面白かった

2014年2月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

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吉泉知彦

3.5見て見ぬ振りをしても、そこにある現実

2014年2月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

老老介護をテーマにした作品。どんなに裕福で教養ある家庭でも病気や老いは平等に訪れるのだということを改めて思い知らさせる。主人公の境遇は誰にも起こり得るが、自分はその時どうするのだろう。もっとキツい描写も出来たと思うが、ハネケにしては抑えられた印象なので観易いと思う。

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umaumayeah

3.5ファンタジーではない、現実の愛

2014年2月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

この映画を観て深く胸をつかれた人は多いのではないか。
初めて真実を知った人、後悔の念に囚われる人もいるかも知れない。
父母の絆の裏側までは知らない子供たちは、なぜ病院や介護施設に入れないのか?の一辺倒だ。それが現実。
そして、言うことを聞かない、頑固で手が付けられないと言って見放して行く。外にいて何もしない自分を正当化したいから。
この映画は、介護の壮絶な現場までは描かないがそれでいい。
人生の終末期に信念を貫き通す。
愛をもってそれを表現したのだと思う。

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ともきち

2.5愛とは??

2014年1月11日
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悲しい

単純

難しい

ミハエルハネケの映画は道端に溢れてる静かなる狂気という感じで好きではないが、気になる存在。今回の映画には真っ直ぐ向き合うことができるか?できなかった、

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odanova

4.5素晴らしいドラマ

2013年12月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

大変、衝撃を受けた作品。

この映画のキャッチコピーのような、温かい感動の愛のドラマというより、老後の怖さを
改めて思い知らされた感じ。

どんなに家族に恵まれても、仕事で成功しても、病のせいで悲しい出来事は起こってしまうのだなぁと思った。

この映画は老老介護の実際の様子をかなりリアルに描写していますが、現実はこの何倍も凄まじいものなのでしょう。

日本もフランスも老老介護の大変さは同じで、出口の見えない辛い状況が続くと精神的に耐えられなくなるのは仕方無いのでしょう。

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マルボロメンソール

3.5老いは日に日にやってくる。

2013年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

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メイばば

4.0初めてハネケ作品に好印象を持ったのは持ったのだが…

2013年9月8日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

昨年のカンヌ国際映画祭パルムドール、本年度アカデミー賞外国語映画賞を受賞したミヒャエル・ハネケ監督作。
正直、ハネケ作品は苦手。本作同様、カンヌでパルムドールに輝いた前作「白いリボン」も生理的に駄目だった。唯一印象に残ってるのは、「ファニーゲーム」くらい。
話題作なので、覚悟を決めて鑑賞。

共に音楽家のジョルジュとアンヌの老夫婦。ある日、アンヌを病が襲い、入院を拒むアンヌをジョルジュは献身的に介護する…。

これまでのトゲトゲしい作風が消え、ハネケ作品で初めて好印象。
老夫婦の姿を、淡々と静かに見つめる。
決して万人受けする感動作やハートフルな作品ではない。老いや死、老人が老人を介護する現実を痛々しいまでに描いたハネケの演出は深い。

ジャン=ルイ・トランティニャンとエマニュエル・リヴァは誰にも真似出来ぬ名演。
リヴァはオスカーを受賞すべきだった。受賞した「世界にひとつのプレイブック」のジェニファー・ローレンスの魅力的な演技も、強力ライバルだった「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャスティンのパワフルな演技も素晴らしいが、やはりリヴァが受賞すべきだったと思う。
トランティニャンもノミネートされるべきだった。

高齢化社会の日本において、本作の題材は無視出来ない。
老人が老人を介護する。もし、二人同時に倒れてしまったら、どうすればいいのか。
映画では、二人は上流階級で、周りに娘や音楽家の弟子が居るとは言え、やがて孤立していき、その厳しい現実は変わらない。
そして、行く末に出した決断は…。
崇高な愛、深い愛などと言われているが、とてもじゃないけど美談では済まされない。
初めてハネケ作品に好印象を持ったのは確かだが、やはりこれまで同様、残酷な面も突き付けられた。

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近大