劇場公開日 2013年3月9日

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愛、アムールのレビュー・感想・評価

全52件中、41~52件目を表示

4.0ある愛の物語

2013年7月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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Jun Tanaka

5.0愛の定義の不安定さ

2013年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

愛と思い込んだ依存にはまり込んで孤立し、そして崩壊していく知的階層の老人。
卓越した映画技法で描き倒す、相変わらず攻撃的なミヒャエル・ハネケの超変化球。愛を肯定してかつ否定して、いつものように観客に放り投げて手玉に取ります。
www.movieboo.org/archives/6380/amour

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MovieBoo

4.0愛が崩れ逝く姿に人は耐え切れるのか

2013年4月3日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

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浮遊きびなご

5.0愛、アムール

2013年4月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

これが映画だ。
カメラは固定。
しかし暴力的なまでにカットが鋭い。
ブレッソン、小津監督という系譜の中で。
映画としての映画がまだ脈々と生きている。
そのことに賛辞をおくりたい。
そしてこの系譜をとぎらせてはならない。

冒頭。消防士が扉を開けると、ベットに横たわる遺体。
その興奮を断絶するようにタイトル。
その後、劇場の観客席をえんえん映す場面。
人が今から始まる公演をただ待つだけのシーン。
これがこれからはじまる物語を観ている私たちにも投影する。

愛の物語。
愛する人が苦しんでいるのを愛している人はどう向き合っていくのか。
そこに善悪はない。

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まに

4.0ピンピン…コロリ、それは叶わない願い

2013年4月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

3月28日、銀座テアトルで鑑賞。
近い将来、介護状態になりそうな人、すでに介護をした経験のある人…そんな感じのお客さんがほとんど。平均年齢は70歳くらい。
51歳の僕なんかは、小僧っこみたいな感じ。

それはともかく。

フランスにおける老老介護の現実をある意味で描ききったのだろう。
ハリウッドでは絶対できないようなアンハッピーエンドが重い。

そこに突きつけられている、現実、どう受け止めるべきなのか?

しかし、「その現実」を見る、想像することは大切だと思う。

基本的に、重くて暗い作品だが、痴呆が進むヒロインが、写真のアルバムを見ながら、「人生!」とつぶやく、あの場面にはぐっと来た。

2年半前に、85歳で亡くなった僕の父親も、母親が介護していた。
ぼけて、おむつをあてて…。風呂に入れるのも並大抵のことじゃない。
実にたいへん…。

エマニュエル・リバの熱演は賞賛したい。

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町谷東光

5.0包み隠すことなく描かれた「愛」

2013年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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キューブ

4.5死生観を共有する相手。

2013年3月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

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ハチコ

5.0フランス映画だなぁ。

2013年3月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

不謹慎かもしれませんが、結局、病院に入院させるということは、病院に殺してもらうということなんだなと、、それはどうあれとても合法的で、、、それが愛ではないとは映画は言ってませんが、、、

やはりフランス映画なので、起承転で終わりなのです。結は個人、一人一人に委ねられます。

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assogiallo

4.5見たくない現実をみる

2013年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

ハイネ監督は僕らが見たくない現実を描く。
でも、それは決してネガティブな行為ではなく、
ポジティブな意味を込めて・・・。
そうですよね。
「ファニーゲーム」ではわけもわからないまま、不条理な暴力に蹂躙される
夫婦を。「白いリボン」では、わけもわからない出来事によってナチスドイツをおびき出してしまう悲劇を、描いていたと思う。
そして、今度はわけがわからないということはない。
誰でも経験しなくてはならない問題を提起している。

「老い」「死」そして「愛」。
突然、襲ってくる出来事にどう対処するべきなのか?
正解もないだろう。何が倫理的なのかもないのだ。
かっこよく言えば「尊厳死」なのかもしれないけれど、
夫はそのとき、深く考えていなかった。
そう考えたときはもちろん、あったろう。
でも、そのときは夢中になっていたというべきだろう。
それは衝動的なものだったと思う。
そう、人間の考えなんて、行き着くところ、計算なんてないのだ。

でも、映画としての画面は極めて計算されている。
構図はおそろしくストイックだし、音は細部に渡っている。
蛇口から流れる水の音。ページをめくる紙のおと。
夫婦の息づかいもリアルである。

そんな静謐な世界に内なる激しい息遣い。
「老い」「死」そして「愛」

僕はこんな作家を支持します。

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xtc4241

3.0日本でどう評価されるかは微妙

2013年3月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

公開初日に鑑賞しました。
超高齢化社会にすでに突入している日本では、この映画で紹介されている以上のことがリアルに起こっています。
なので、ストーリーに魅了されることもなく、特に老夫婦の設定が裕福な階級なので、余計に感情移入しにくいと感じました。
景気の悪化による貧困や孤独死などの問題も絡み合って、欧米の先を行く事例を日頃から新聞やテレビで見て「明日も我が身」と感じている日本人にとって、この映画のパワーのようなものは、果たして感じられるかどうか。

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スコットさん

5.0逃げているどころか

2013年3月11日
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鑑賞方法:試写会

幸せ

ここまで「見たくない現実」を撮った監督と役者たちに心から拍手をしたい。エンディングに不満な人があるかもしれないが、この話にどんなエンディングのつけようがあるのか。しかも、エンディングはすでに冒頭で示されているのだから。

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Makoto

1.5逃げないでください、ハネケさん。

2013年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

老老介護の末に起こる悲劇を描いた映画ですが、他のハネケ映画同様、突然、終わります。いや、終わるというよりは、作品を作る事を放棄してしまいます。さあ、これから先は、あなたたち観客の判断に委ねられているのです。ハネケはこう云い訳しているかのようです。しかし、この監督、毎回、云い訳していますね。これで、カンヌのパルム・ドールですか。いやあ、ハネケさん、楽していますね。内容については、とにかく、痛々しい映画、この一言に尽きます。特に、二度目の発作を起こした後の、エマニュエル・リバは正視できませんでした。鳩が二回、家の中に迷い込んできますが、それが何の暗喩なのか、私には、全然、判りませんでした。もしかしたら、監督本人も判っていないのかもしれません。ここで、鳩を適当に登場させておけば、批評家の連中が勝手に深読みして、何とか云い繕ってくれるだろう。ハネケはこう高を括っていたのかもしれません。
とにかく、ミヒャエル・ハネケは現在、世界で、最も過大評価されている監督でしょう。オペラを作曲した作曲家が長大な序曲だけを作っておいて、いざ、幕が上がると、楽団員も歌手もトンズラしている。勿論、指揮者も作曲家も逃げている。
ハネケさん、そろそろ、逃げるのは止めて、本気で勝負して下さい!

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bashiba