キャプテン・フィリップスのレビュー・感想・評価
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海賊怖い!
とにかくゾクゾクする。
終始臨場感たっぷりの映像と音響がよけいに緊張感をそそる。
最後まで見てぐったり疲れた…見入ってしまったからだと思う。
トム・ハンクスの演技が素晴らしく凄く伝わってくるものがあった。
船長として船員を守るという使命、そして船員の的確な戦略。
海賊リーダーのムセを確保した際に、これで一件落着かと思ったら、そこからがハラハラドキドキのスピードがアップ。
早くフィリップス船長を助けてあげてくれと願うが、米国部隊はナゼここまで時間がかかってしまったんだ…っと疑問が残る場面もある。しかし、これも実話ベースなら理解出来る部分もある。
とにかく無事に救出されて良かった。
ソマリア海域にはこのような海賊が潜伏しているのであれば、対処をしていって欲しいと切に願うばかりです。
なんかな
実話なんやけど、どこまでが本当にあったことなんかな。海賊がおるのを知っているのに装備もなしでホースだけっていうのがな疑問に思った。結末は事件解決でいいと思うけど、なんかモヤモヤ感は残った。
海賊にハラハラ
彼等は何故海賊になったのか?
実話ベースということで、事件の展開も結末も分かっているにも拘らず、フィリップス船長他貨物船の乗組員、止むを得ず海賊に身をやつしているソマリア人の若者達の運命から目が離せない。
前半は、貨物船乗組員と海賊の攻防、船長が人質になってからの後半は海賊とシールズの攻防。この2時間超の尺を全く緩むことなく緊張感を維持したポール・グリーングラスの手腕は流石。
名の知れたスターと言えるキャストは船長役のトム・ハンクスのみ(冒頭のシーンにしか登場しない船長の妻役のキャスリーン・キーナーは贅沢)というキャスティングも良かった。
そして、映画の緊張感を支えたのは、やはりソマリア人海賊を演じた四人だったと思う。
追い詰められた彼等の焦りや狂気、そして哀しみさえ表現していて見事だったと思う。
映画としての出来はともかくとして、これを観て考えなければならないのは、漁師だった彼等が何故海賊になったのか?海賊にでもならなければ生きていけないのか?ということだ。
根本には“貧困”があるが、その貧しさをもたらしたのは何なのか?
海洋汚染、国の崩壊をもたらしたのは何なのか?
確かに海賊行為は許されないが、靴も履いていない彼等に対しアメリカ海軍の強大さは異様に見えた。
アメリカに行くのが夢だと言っていたムセは皮肉な形でアメリカに渡ることになったが、今彼は何を思うのだろう?
うーん
ソマリア沖と聞けば、海賊。
現地を知らない日本人でも、知っているぐらいの知名度。
この事件よりもっと前から、知られていたこと。
そんな海域を通過するのにも関わらず
なんで全く非武装だったんですかね…。
素人なんで知りませんが、武装しちゃいけない決まりかがあるんでしょうか?
せっかく1度撒いたのに
そこから大した手を打たず、スルー…
その時点で
フィリップス船長に幻滅。船長失格と言いたいぐらい。
経験に胡坐をかいての慢心?
海賊だって馬鹿じゃないんだから、同じ手は何度もくわない。
今までに何度か襲撃の経験あるだろうし…
「20人の船員の命と引き換えに自ら人質に…」的な紹介されてましたが
観てたら
海賊に、まんまとしてやられ
身代金要求の為に連れ去られたようにしか見えないんですが(呆)
むしろ船員が作った交渉カードを無駄にした感じ。
人質になった際、
希望があまり見えないときは冷静だったのに
希望が見えてきたら、なぜか余計なことばかりをし始めて…。
実話ベースとは言え
映画脚色で
ハラハラ感を無理に作っちゃいました感が…。
なら人質になった時点から
動揺とか弱さの面も少しずつ見せておくとか
前ふりしとくとか…。
あと、せっかくタンカーは襲撃から解放されたのに
なんで人質追いかけるの…?
海賊達に仲間がいるのは知っていたんだし(1度目の襲撃で引き返した海賊達)
わざわざもう一回、海賊に襲撃されに行くようなもの。
海軍も
人質一人の為にあんなに駆逐艦とか引き連れて行くものなんですか?
だったら、最初からソマリア沖を通るタンカー護衛するとか
劇中でもやってたように、タンカーに数人の軍人乗せとくとかの方が効率よくないですか?
突っ込みどころが多すぎて…
全て実話通りとするなら、尚更呆れ果てて救えない…。
海賊側も
結局、見え見えの罠に引っ掛かって
容赦なく殺されてしまうし…
背景に同情するけど
犯罪は犯罪だから自業自得なわけで。
愚か者と愚か者のやり合いで
なんだかなあ…という。
やっぱりトム・ハンクスの空気感
海軍の強さ強調映画
ノンフィクション。2009年に実際にあったソマリア沖の船のハイジャックを描いた作品。船長のネゴシエーションが光るかと思いきや、序盤中盤にかけてのみ。乗組員も協力して危ない部分を乗り切るが、船長が人質になってからは冗長。しかも、最終的には平和的な解決ではなく海賊の三人は撃たれて死亡。船長の命を助けるのが大前提なので仕方ないが、結局「アメリカ海軍つえー! 」で終了してしまって、海賊の良い子も無慈悲に殺されるのがいたたまれない。ノンフィクションなのでしょうがないところはあるが、ひねりはなくダラダラした印象だった。
緊張感あり、感動なし
非常に緊張感のある展開。
緊張感、これ以外の褒め言葉がないのも事実。
アメリカ人はこれ見て感動するんだろうけど、
日本人としましては、しらけるしらける、一ミリたりとも感動できず、緊張感、だけ楽しんだ。
軍事マニアでもないし、そのへんのリアルさで映画を見ているわけでもないわけで……。あとキャプテンが阿呆にしか見えなかったのは致命的かと思われる。
かけ引きが面白い映画
理想の上司w
船長の勇気
リアリティ溢れる映画だった。
最初から緊張感がすごくて飽きない。
ああいう状況でフィリップス船長のような行動ができるのは凄い。
最後までナメられるようなことはしなかった。
この状況の中、海賊たちの素性が
少しずつ分かってきて、船長よりも
海賊に感情移入してきてしまう。
最後で海賊たちは全員射殺された・・・
船から助かった後の涙にはどのような思いがあったのだろう。
もちろん海賊行為は悪いことだが
やらねば生きられない事もある。
先進国と発展途上国の差が痛く伝わった。
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